誰もが知っている言葉でも、漢字表記では読めないことって結構あります。たとえば、掃除で使う「束子」、コリコリして美味しい「木耳」、おどけた様子を表す「剽軽」など。あなたはいくつ読めますか?
そんな「知っているのに読めない」漢字シリーズから、本日のクイズはこちら。
「霹靂」。やたら画数が多いこちらも、絶対に聞いたことがあるのになかなか読めない日本語のひとつです。いったいなんと読むのでしょうか?
まずはヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「霹靂」の意味は次のとおり。
1 かみなり。いかずち。雷鳴。
2 雷が激しく鳴ること。落雷すること。また、大きな音が響き渡ること。
ふたつとも雷に関する内容ですね。ただし、「霹靂」の読み方は「かみなり」でも「いかづち」でもありません。もうひとつ大きなヒントを出すと…この日本語は、「青天の霹靂」ということわざで有名です。あなたもきっと聞いたことがあるはず♪
さあ、もう分かりましたね? では正解を見てみましょう!
■正解は、こちら!
そうです! 正解は「へきれき」でした。(「かみとけ」「かみとき」等と読むこともあります)
ちなみによく知られている「青天の霹靂」という言葉は、晴れ渡った青い空に突然雷が鳴り響く様子から転じて、「急に起きる変動、大事件。突然受ける衝撃」といった意味で用いられています。
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(豊島オリカ)