天気を表す「沛然」って読める?
同じような意味でも複数の言い方がある日本語って難しいですよね。漢字表記になるとさらにわからなくなっちゃいます。
例えば、役に立たなくなった物事を意味する「反故」や身につけて持って行くことを意味する「携行」など…。
そんな、なかなか読めない日本語シリーズ。本日のお題はこちら!
「沛然」。
これ、何と読むかわかりますか? 特に「沛」はあまり見かけたことがない人が多いのでは…? ということで、いくつかヒントを見てみましょう。
小学館デジタル大辞泉によると「沛然」は「雨が勢いよく降るさま」を意味するとのこと。
例文としては「さあと暗くなって来て沛然と大雨になって来た。」(宮本百合子 「無題(十二)」より)などがあります。
単語を知っていないとなかなか難しいかもしれませんが、何となくわかりましたか? では正解を見てみましょう。
■正解はこちら!
「沛然」の読み方、正解は「はいぜん」でした。
普段はあまり使わない言葉なので難しかったかもしれませんが、小説などでよく使われているようです。様々な表現方法がある日本語の奥深さが見えますね。
CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。他の問題にもチャレンジしてみてくださいね。(澤夏花)
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