なぜかもやもや。金曜がブルーな人の心理と気持ちを晴れさせる方法

金曜がブルーな人の心理と気持ちを晴れさせる方法

たいていの人にとって金曜日は、週の中でもワクワクするシーズンですよね! 明日からの休日を思えば、ラストスパートを切ることができるというもの。でも、中にはそんな金曜日に気持ちが落ち込む人も少なからずいるのです。そこで今回は、「金曜がブルーな人の心理と気持ちを晴れさせる方法」をご紹介いたします。

■周囲とのギャップを感じて“週末うつ”になる

週末になると楽しくなるどころか憂うつになる人がいます。休みの日は一日中寝て過ごし何もしない、誰とも連絡しない。そんな無味乾燥な週末を過ごしていれば、休みの日が憂うつになるのもうなづける話です。金曜日は、オフィスの中の一部の人たちはワクワクと色めき立ち“土日モード”にスイッチが入ります。この何とも言えない週末の雰囲気を見るにつけ、なんとなく自分の休日が充実していないように感じて落ち込むのもひとつの理由と言えます。周囲の価値感に踊らされずに、週末は“充電デー”と割り切って自分を癒す日と決めておけば、虚しさを感じることもなくなるでしょう。

■趣味や解放されるものがない

オフィスで働く一般の社員が幸せを感じるのはいつかというと、土曜日の朝という統計があります。その理由は、起きる時間の制約がなく好きなことができるからだと言えます。しかし、それは充実感ではなく、むしろ解放感から来るものです。ガマンしながら働くことからの解放を幸せだと感じているのです。そのため、土日にやりたいことがない人にとっては、金曜日は何の楽しみもないため、やることを見つけないといけないというプレッシャーを感じてしまうのです。「ああ、休日何をしようかな……」と考えて悩んでしまうよりも、自分なりの趣味ややりたいことを見つけて、土日に詰め込んでみましょう。きっとそのほうが金曜日をハツラツと過ごせるはずです。

■証券・金融界にとって金曜日はブルーの象徴

あなたは「ブラックフライデー」というフレーズを聞いたことがありますか? これはもともと金融のウォール街で使われている言葉です。これはアメリカの金市場が大暴落し、多くの資産家が破産したときが一番最初とされます。これらのいきさつから、証券や金融界で働く人たち、あるいは投資家の人にとってはお金の変動に対してビクビクせざるを得ないタイミングになってしまうのです。恐れの感情と喜びの感情は同居することはできません。そのため、これらの仕事に就いている人たちにとっては、むしろ平日よりも休日前の金曜日のほうが憂うつになってしまうのです。よほど金融の職種が好きでなければ、大変かもしれませんね。

■金曜日は警察官にとって忙殺される日

警察官など街の治安を守ってくれる職業の人たちにとっても、金曜日はストレス過多なタイミング「ブラックフライデー」です。この言葉は、最初フィラデルフィア警察署の中で使われ始めたとも言われています。休日前の夜は、どうしても一般の人たちは解放感に包まれてはしゃいでしまいがちです。その結果、治安が乱れたり犯罪に巻き込まれたり、あるいはケンカなども増えてしまいます。それらを鎮静化させるのは警察官の役割。必然的に金曜日の夜は、街中で混乱が起こるため、警察官にとっては暗黒の日なのです。週末を楽しむにしても、周囲の迷惑にならないように節度を持ちたいものですね。

ある人にとっては楽しいことがらも、またある人にとっては憂うつなものに受け取られることは少なくありません。ひと昔前は、金曜日と言えば“花の金曜日(花金)”と言われていたこともありました。それくらい解放感のあるものだったのです。でも、最近は個性の多様化やリモートワークの浸透により、昔ほど週末を楽しみにしている人は少なくなりつつあるのではないでしょうか。仕事とプライベートの境界があいまいになりつつあるのも、そのひとつの原因なのかもしれません。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。