連載『カラダに良いこと、やってます』第26回：肩こりの意外な原因！
Eureka整骨院の医院長・石井友葉です。熱き情熱を大切に、患者様ひとりひとりに向き合った治療を心がけています！
連載『カラダに良いこと、やってます』では、“自分らしい健康” を見つけるきっかけを提供していきます。今回は“肩コリの意外な原因”に関してお話してみようと思います。
日常生活でとくに変わった事はしていないのに、「肩こりがひどくなった…」「カラダが重だるい…」という方も多いと思います。その原因はもしかしたら枕かもしれません。オーダーメイドの枕があるように自分に合った枕の高さや、硬さは人によって異なります。今回その選び方のコツを書いていきます！
既製品の枕を買う場合
果たして枕の高さは低いほうがいいのか、高いほうがいいのか…いきなり迷いますよね。まずは真っ直ぐな壁にかかと、お尻、背中をピタッとつけてなおかつ力を抜いて立ってみましょう。そのときの頭の位置は壁に対してどうなっていかで判断ができます。
頭がべったりつく…低めの枕がオススメ
頭が少しつく、触れる…中くらいの枕がオススメ
頭がつかない、前に出る…高めの枕がオススメ
首の骨（頚椎）の弯曲により、頭の位置は変わりますが、例えば、頭が前に出る人が低い枕を使ってしまうと、無理に首が沿った状態で寝ることになってしまうため、リラックスできません。逆に、頭がべたっとつく人が高い枕を使うと後ろ側が伸ばされた状態で寝ることになるので、負担がとても大きくなります。
オーダーメイドの枕を買う場合
人の身長はお昼が最も低く、寝る時間帯と異なります。また、自律神経においても、お昼（活動中）は交感神経がメインに働き、寝ている時間（安静時）は副交感神経がメインに働きます。そのため体の状態が起きているときと寝ているときと少し異なるため、もし、オーダーメイドを作りにいくのであれば、真昼ではなく、夕方や夜・リラックスした状態で行くことをオススメします！
オススメ変わり種枕
バスタオルを重ねて、その日の状態の高さに合わせて枕を作るというのは少し前に話題になりましたが、その応用で、薄いクッションと合わせると硬さや肌触り、寝心地なども調節できるのでとてもオススメです！ 例えば、もこもこのクッションが気持ちよくて枕を代わりにしているけど、ヘタレやすい、すぐ高さがなくなる…ときは、クッションの下に固めのバスタオルを入れてると、フワフワを感じつつ、高さを調節することができます！
せっかく寝ているときにリラックスできないのは非常にもったいないです！ 大掃除のこの時期、枕も見直し手快適な睡眠を手に入れましょう！（石井友葉）
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石井友葉
2011年に柔道整復師の資格を取得。ふたつの整骨院で分院長として経験を積んだ後、2018年7月17日にEureka整骨院を開院。本当の健康とはなにか、を考えて、食事・美容・トレーニングの知識を取り入れて治療に励んでいます。
