連載『カラダに良いこと、やってます』第25回:冬の肩コリとむくみの予防法
Eureka整骨院の医院長・石井友葉です。熱き情熱を大切に、患者様ひとりひとりに向き合った治療を心がけています!
連載『カラダに良いこと、やってます』では、“自分らしい健康” を見つけるきっかけを提供していきます。今回は“肩コリとむくみの予防法”に関してお話してみようと思います。
最近、冷え込みが強くなり、肩コリやむくみがひどくなっていませんか?少しでも改善できるように、日常生活において、少しの工夫でできる予防法をお伝えします!
肩コリの予防方法
①早めにマフラーをつける
まだまだ、寒くなるから…ファッション的にまだ早い…という思いからマフラーをなかなかつけない方がいますが、寒いと無意識に肩に力が入り肩が上がります。マフラー(より太めのほうがよい)をすると暖かいだけでなく、肩が上がるのを防ぐ役割をしてくれます。
②背中〜首の後ろを伸ばす
肩コリの原因は、僧帽筋という筋が原因で起こることがほとんどです。僧帽筋は、首の上から両肩の端、背中までつながっている筋なので、伸ばすことにより、収縮が取れ、血流が促されやすくなります。そのあとさらに、肩甲骨を大きく回すと効果があがります。
③暖めグッズを上手く活用する
ここ最近では、使い捨ての温めグッズだけではなく、レンジでチンして、何度も使えるものがあります。なかでも、おすすめは、少しだけ重さを感じる、肩用の形をしているものです!軽すぎるとカラダに重さが伝わりにく、重すぎると逆に負担になってしまいます。
④着すぎない
とくに何をしたわけでもないのに、肩凝ってるなって方は、上着が重すぎるまたは、洋服の着すぎです。ファッション性もわかりますが、上着がコートの方で肩が気になる方はダウンに変えてみましょう!ロング丈もダウンに変えることをおすすめします!
⑤ビタミンE、カプサイシン
食事では、血管を拡張させるビタミンEや代謝を上げるカプサイシンを摂取してあげましょう! 食材でいうと、アーモンドなどのナッツ類やうなぎ、唐辛子に含まれます!いつもの食事に取り入れてみましょう!
むくみの予防方法
①膝の後ろ(膝窩)を押す
膝窩には、足のリンパやツボ、筋の付着部などが集まっています。そのため、少し刺激を与えるだけで、足がスッキリする効果を発揮します!少し痛いところ押してあげるとより効果的です!
②ももの前側〜横側をコロコロ
寒くなり、筋が硬くなると、癒着といい、筋同士がくっつきどんどん動きにくくなり、その結果代謝が落ちてむくみやすくなります。その癒着を取るために、コロコロで筋膜リリースといって、筋の周りの膜を刺激してあげます。カラダが温まっているお風呂の中で行うがおすすめです。
③関節を冷やさない
関節には、リンパの勢いをつけてくれるリンパ節というものがあります。足首、膝、股関節は常に循環をよくするために冷やさないようにしましょう。
④タイツをはきすぎない
寒くなると、スカートのときだけでなく、パンツの下にも履くことがありますが、帰宅したらすぐ脱ぎましょう。着圧タイツとは違い普通のタイツは足全体に均一に圧がかかり、足をただただ締め付けているだけのため、血流は悪くなります。普通のタイプのタイツの場合は必要最低限の着用をこころがけましょう。
⑤カフェイン、柑橘類
食品では、利尿作用の強いカフェインやデトックス作用のある柑橘類がおすすめです。カフェインは、コーヒーに限らず各お茶類にも含まれます。どちらも、摂り過ぎには注意です。
今回は、この時期に、悩む人が増える肩こりとむくみについてお話しました!日常生活のちょっとした工夫で改善できることもあります!どれか一つでもぜひ試してみてください!(石井友葉)
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石井友葉
2011年に柔道整復師の資格を取得。ふたつの整骨院で分院長として経験を積んだ後、2018年7月17日にEureka整骨院を開院。本当の健康とはなにか、を考えて、食事・美容・トレーニングの知識を取り入れて治療に励んでいます。