連絡がより密に!? コロナ禍での恋人との関係性
コロナウイルス拡大以降、感染の不安やお互いの住んでいる場所が離れていることなどから、以前に比べて会う回数が減ってしまった恋人達も多いのではないでしょうか? また、会えない分、連絡頻度が増えたという人も多いはず。
そこで今回は、コロナ前から交際している恋人を持つ独身男女225人に「恋人との繋がり方の変化」について調査しました。さっそく見ていきましょう。
約4割が「会う回数が減った」と回答
まず始めに「コロナで恋人と会う回数は変化した? 」と聞いてみました。結果はこちら!
約4割が「減った」と回答しました。やはりなかなか会うことが難しくなったカップルが多いようです。寂しいですが、お互いのことを気遣っての選択なのかもしれませんね。
一方「変化なし」と回答した人も45.3%となり「減った」を上回る結果となりました。変わっていない人も意外と多い…! 在宅勤務が増えたことでおうちデートしやすくなり、結果的に会う回数が増えたという人も多いのかもしれませんね。
また「増えた」と回答した人も少なからずおり、興味深い結果となりました。では、それぞれにどんな事情があって会う機会に変化があったのでしょうか? ここからは具体的なエピソードをいくつかご紹介します。
■会う機会が減った理由
「電車に乗って会いに行かなければならないので、感染者が増えているときは自然と回数が減りました。」(岐阜県/27歳女性)
「相手のことを気にして、あまり迷惑をかけてはいけないと思うと会う機会が減っていきました。」(福岡県/30歳男性)
「お互いに医療関係でコロナ患者に接しているので、なかなか会うことが出来ません。埼玉と神奈川で県外ですし、自分たちが媒介になることだけは避けたいので、世の情勢が落ち着くまでは我慢するしかないのかなと思っています。」(埼玉県/37歳女性)
「彼が外国人のため、彼が国に帰った途端に日本に入国できなくなりました。」(福岡県/20歳女性)
会う機会が減った理由は、お互いのことを思ってデートを自粛したという理由の他に、自身や相手が医療従事者であるためリスクを回避したという声も寄せられました。恋人に会う機会を我慢して従事しておられる医療関係者の方には、本当に感謝しかありませんね。
また、相手が外国人のため日本に来れなくなったという声も。これは辛いですね…。早く世界に日常が訪れてほしいものです。
■会う機会が増えた理由
「自粛期間はお互い仕事が休みになったので家で何泊もお泊まりをしたり、頻繁に会うことができました。その期間はまったりと家で過ごすことが多かったですが、とても大切な時間だったと感じています。」(東京都/26歳女性)
「コロナにより会える回数が減ったため同棲しました。毎日一緒にいられるようになったため、結果的に会う機会が増えています。」(北海道/29歳男性)
会う機会が増えた理由としては、仕事がテレワークになったり休業要請が出るなどして、プライベートの時間が増えたためという声が多く寄せられました。おうちでまったりと過ごしているカップルが多いようです。また、これを機に同棲を始めた人も複数いました。コロナが将来を考えるきっかけになっている人もいるようですね♡
メッセージでのやり取りや電話の頻度が増えている!?
お互いのことを思って会う回数を減らしている恋人達が多くいることがわかってきました。では、会えない分、連絡頻度が増えたという人も多いのではないでしょうか? 次は「恋人と増えた連絡手段は? 」と聞いてみました。結果はこちら!
会う機会が減ったり、在宅勤務などでプライベートの時間が増えたことで、恋人と以前より頻繫に連絡を取るようになった人が増えているようです。特にLINEやメールなど「メッセージのやりとり」が増えた人は25.6%となりました。また「ビデオ通話(19.5%)」や「電話(12.1%)」も増えています。
ここからは、連絡が増えた具体的な理由をいくつかご紹介します!
「離れている間、体調が悪くなってないかの確認をすることが増えました。」(福岡県/24歳女性)
「文章より声の方が伝わりやすく相手と繋がっていられるような気持ちになるので、会えない日は電話をするようにしています。」(福岡県/30歳男性)
「会えない分顔が見えないので、ビデオ通話が増えました。」(東京都/23歳女性)
「お互いに何かあっては困るので、直接会うのは基本土日だけにして、平日はLINEのビデオ通話で何とか我慢している状態です。」(静岡県/32歳男性)
「仕事の付き合いの飲み会がなくなったことや、テレワーク導入の影響でスマホに触れる時間が増えたという単純な理由もあるかと思います。」(神奈川県/22歳男性)
人との直接的なコミュニケーションに制限が設けられたことや世情に対する不安などから、恋人達の間では連絡が密になっているようです。お互いの体調を確認するための連絡が増えたという素敵なエピソードも寄せられました。会えない分、文章よりも近くに感じやすい電話やビデオ通話が増えていることもコロナ禍の特徴だと言えそうです。
また、家にいる時間が増えたことで、スマホなどの連絡ツールに触れる時間が必然的に長くなったという人もいました。
コロナ禍では会うことが難しくなった分、メッセージのやり取りのみならず、声や表情がわかる連絡ツールの利用も増加傾向にあるようです。最後は、直接恋人に会う時のコロナ対策について調査しました。
手洗い&密を避ける!
コロナ禍ではお互いを気遣って会う回数を減らしたり、より頻繫に連絡を取り合っている恋人達が多いことが見えてきました。ですが、やっぱりたまには会いたいですよね。最後は「恋人と直接会う時、コロナ対策でお互いに気を付けていることは? 」と聞いてみました。結果はこちら!
「手洗いや手指の消毒をしてから会う」が21.4%で最も多い結果に。やはり、感染対策の基本である手洗い&消毒を特に意識している人が多いようです。お互いを守るためには基本的なことが最も大切なのかもしれませんね。
次に多かったのは「外出せず、自宅で会う」で13.6%でした。確かに、感染リスクが低いのはおうちデートですよね。お互いを思っての選択なのかもしれません。また「空いている店や施設を選ぶ」「予防策をとっている店を選ぶ」「行き先の感染状況を確認」にも票が集まり、外で会う選択をしても、感染リスクに注意を払っているカップルが多いことが分かりました。
他にも「お互いの健康状態を確認」「検温してから会っている」「マスクを外さない」など、お互いを思いやることで支え合う恋人達も見られました。一方、恋人同士であるが故「手など接触を減らす」と回答した人は3.5%となかなか難しいようです。しっかりと消毒した上で素敵な時間を過ごすことが大切ですね♡
手洗いと密を避けたデートに票が集まる結果となりました。ここからは具体的な対策エピソードをいくつかご紹介します!
「お互い会社からの指示で検温しているので分かり合えています。会えなくてもLINEは毎日しているので、多少お互いの健康には気を遣えていると思います。」(愛知県/28歳男性)
「お互いの体調を連絡し合い、少しでも変化があれば会わないようにしています。また、人との接触を減らすため、原則おうちで会うようにしています。」(鳥取県/27歳女性)
「ランチに行く際は混雑している時間を避けたり、外出先もコロナ感染者の発生が多いところは避けるようにしています。 また、なるべく外出を控えるため自宅で会うことが多くなりました。」(大分県/33歳女性)
「やはり密な場所を避けるようにしています。カフェや外食なども極力ゆったりとした場所だけに行くようにして対策しています。」(東京都/30歳男性)
「コロナ前から同棲していますが、家庭内感染にならないように帰ってきてすぐに手洗い、うがい、シャワーを浴び、きちんとした食事を取り、免疫力が低下しないように気をつけています。」(神奈川県/29歳女性)
やはり、お互いの体調をこまめに確認したり、密になりにくい時間や場所を選んでいる人が多いようですね。また、同棲をしているカップルは家庭内感染を引き起こさないように徹底的な対策をしていることもわかってきました。
以上「恋人との繋がり方の変化」を紹介しました。頻繫におうちデートをしていたり、同棲を始めた恋人達もいるものの、コロナ禍では会う回数を減らし、その分より連絡を密に取っているカップルが多いようです。また、直接会う時も消毒を意識し、密を避けている人が多いことがわかりました。いずれにしても、お互いを思い合っているからこそのエピソードが多く集まり温かい気持ちになりました♡ コロナ禍を前向きに捉えると、お互いの新しい素敵な一面を発見できるタイミングでもあるのかもしれませんね♪(澤夏花)
情報提供元/株式会社ネクストレベル