「留学」や「旅行」などなど…。現役大学生が思う、コロナ自粛でできなくなってしまったこと

「留学」や「旅行」などなど…。現役大学生が思う、コロナ自粛でできなくなってしまったこと

私たちの生活を一変させた新型コロナウイルス。楽しみにしていたことや、やろうとしていたことができなくなってしまったり、諦めざるを得なくなってしまった方も多いのではないでしょうか。

今回は現役大学生を対象に、「コロナ自粛でできなくなってしまったこと・諦めたこと」に関するアンケート調査を実施! そのなかで多くの声を集めたものをご紹介します。

 

■留学

「8月から半年間アメリカへ留学に行く予定でしたが、コロナの影響で中止になってしまいました。留学のために英語を頑張っていたので残念です」(外国語学部・2年女子)

「就活のことを考えると今年が留学のラストチャンスだったので、もう行けないのかな…と思うと悔しくてたまりません」(経営学部・3年男子)

 

在学中に留学をしに行こうと考えている大学生は多いはず。留学のために積み重ねてきた準備や勉強のことを考えると、やるせない思いでいっぱいですよね。授業や会議、飲み会のように、オンラインで代用できないのがつらいところです。

 

■イベントへの参加

「ずっと楽しみにしていたコンサートが4月にあったのですが、新型ウイルスの影響で中止になってしまいました…。」(理工学部・2年女子)

「受験のため昨年度はエンタメ系を封印していたので、今年はいっぱいライブに行くぞ! と思ったらコロナで全て中止に…。この熱をどこに持っていったらよいのかわかりません」(文学部・1年女子)

 

コンサートやフェス、その他イベントなど、「これがあるから普段の仕事や勉強が頑張れる!」というものは多いですよね。この状況では仕方がないと思いつつも、やはり気分が落ち込んでしまう様子。開催団体によってはオンラインで配信されることもあるようなので、配信がある場合は配信を、ない場合は過去の映像を見て気分を盛り上げましょう!!

 

■サークルの発表会

「私の所属しているダンスサークルは年に1回自主的な公演を行うのですが、今年はできなくなってしまいました…」(社会学部・2年女子)

「1年かけて準備してきたものがお披露目できないのは本当に残念です」(経済学部・3年男子)

 

新型コロナによって、年に1度の発表会や大会が中止になってしまったという声も。リモートで動画をとってみたり、ZOOMやLINE通話を利用して練習をしてみたりと様々な工夫がされているようですが、目的となるイベントが中止になってしまったことに対して「悔しい」という声が多く寄せられました。

 

■キャンパスライフ

「第一志望の大学に合格できたけれど、まだ1度も敷地に入ったことがありません」(法学部・1年男子)

「私たちの学校は1,2年生と3,4年生でキャンパスが違うので、今までのキャンパスに1年しか通えなかったのは残念です」(経済学部・2年女子)

 

家にいながら授業を受けることができるオンライン授業。電車やバスに乗らずに参加できるのはひとつのメリットではありますが、「キャンパスに行きたい!」という方もいらっしゃいました。また、「学校が始まってもコロナへの不安は常にあると思うので、今までの何も気にしていなかったころが懐かしい」(農学部・2年女子)など、今後の大学生活への不安も感じているようです。

 

■アルバイト

「コロナが流行する前と比べると、シフトがあまり入らなくなってしまい収入が減りました」(経営学部・2年男子)

「大学生になったらやってみたいと思っていたバイトがあったのですが、コロナをきっかけに採用が中止になってしまいました」(社会学部・1年女子)

 

大学生にとって、アルバイトも大学生活の大事な一部分ですよね! 友達と遊べない今だからこそ、勉強やバイトを頑張りたいという声も。また、コロナ流行直前に以前のバイトを辞めてしまった…という方は、新しいアルバイト先を探すのに今までよりも大変さを感じているようです。

 

■旅行

「夏休みに友達と韓国へ行こうと1年かけて貯金をしていたのですが、しばらくは行けなそうです…」(商学部・1年女子)

「旅行が趣味なので今年も行く場所を考えていましたが、断念せざるをえなそうです」(法学部・3年男子)

 

普段のアルバイトでためたお金を、旅行のために使おうと考えていた方も多いのではないでしょうか。また、社会人になると長期で休みをとるのは難しいため、「大学生のうちにたくさん旅行に行こう!」と思っていた方もいるよう。

 

■サークルの合宿

「去年は台風で、今年はコロナで中止に…。いつになったら私たちは合宿ができるのでしょうか…」(社会学部・2年女子)

「引退前最後の合宿が中止になってしまったのが痛いです」(文学部・3年男子)

 

長期休みに行うサークルの合宿は、普段の練習や集まりとは違うものがありますよね。 少し遠いところにバスを使って移動したり、朝まで語り明かしたり…。大学生特有の行事だからこそ、今のうちにやっておきたかった!という方が多くいらっしゃいました。

 

 

多くの人が人生で一度きりとなる大学生活。もちろん家でできる勉強も大事だけれど、足を運ばなければできない経験もたくさんあるようです。はやくそんな日常が戻ってくるよう、こまめな手洗いうがいなど、身近な感染対策を心掛けたいですね。(平田真碧)