コロナ禍で大学生のアルバイト事情が大変化。その現状とは
新型ウイルスによる活動制限が続いている中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
活動自粛やリモートワークについては日々さまざまなメディアで取り上げられていますが、今大学生たちがどんな生活をしているのかは、あまり語る場が与えられていないように思います。
CanCam.jpが大学生を対象におこなった聞き取り調査によると、慣れないリモート授業に対応するのに四苦八苦しているのはもちろん、試験の実施が難しいため、代わりに大量のレポートを提出しなくてはいけなくなり、苦労している学生は多いよう。
そして、そのレポートの作成に時間がかかるため、満足にアルバイトができないという学生が相当数いるらしいこともわかっってきました。そこで今回は、コロナ禍のアルバイト事情について調査してみました!
現在アルバイトをしていますか?
まずは、現在アルバイトをしているという学生がどのくらいの割合いるのか見てみましょう。
はい……83%
いいえ……17%
約8割と、大部分の学生がアルバイトをしているようです。お小遣いを稼ぐため・生活費を稼ぐため、といったようにそれぞれの目的をもって働いている学生たちはコロナウイルス流行後、アルバイト頻度が変わったのでしょうか?
アルバイト頻度はコロナ前と変わりましたか?
減った……68%
変化なし……29%
増えた……3%
約7割の学生がコロナ以前と比べてアルバイト頻度が減ってしまったと回答しました。中には「店舗が閉店してしまった」「シフトが以前の半分程度になった」といった声も。お店自体がなくなってしまうというのは非常にシビアですね……。ただ、今の社会情勢では何も珍しいことではなさそうです。
かなりの学生がコロナウイルスにより打撃を受けていることがわかります。そして、こんな状況下で逆にアルバイトの頻度が上がったと答えた学生も。ファストフード店で働いているそうなのですが……それってどういうこと?と深堀りしてみると納得。
アルバイトの頻度が上がったと答えた学生は、ドライブスルー主体の店舗で働いているそう。現在、人と直接対面しない形の店舗に対する需要が増えているので、納得の結果。地域によってはむしろ人手が足りないところもあるようです。
ほかにも、都市部でのウーバーイーツなどのデリバリーサービスも需要が急増しているので、仕事はたくさんあるようです。
コロナ流行後、新しくアルバイトを探しましたか?
続いて、コロナ禍の情勢に入って以降にアルバイトを探し始めた学生の割合をチェックしてみましょう。これまでは働いていた会社の経営が悪化した、営業時間が短縮したなどの理由で、これまでのように生活費額面できず、新たな職場を探している学生も多いのでは? 結果はこちら。
探して新しく始めた……16%
探したがまだ始められていない……19%
探していない……65%
およそ4割の学生がアルバイト探しのために動いていたことがわかりました。しかし、この状況下ではなかなか難航しているようで、その中の半分の学生はまだ見つけられていないという状況に。社会全体に大きな打撃を与えているコロナ禍ですが、社会人の世界はもちろん、まだ就職してもいない学生のアルバイトにも厳しいしわ寄せが生じてしまっているようです。
まだまだ厳しい情勢は続くかと思いますが、一つ一つ目の前のやれることをこなし、ウイルスを気にかけずに外を歩ける日々がまた来ることを祈りつつ、備えていきましょう。
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