ブラックキャップorホイホイ?害虫対策グッズのベストな選び方・使い方【一人暮らしのゴキブリ対策】

虫が苦手な人が絶対に遭遇したくないモノ……その代表格といえば、やっぱりゴキブリ、ですよね。
とくに一人暮らしでは頼れる人もいませんし、「見かけたらどうすればいいの!?」と困っている人も多いはず。

そこで「ブラックキャップ」「ゴキジェットプロ」といった害虫対策グッズでおなじみの、アース製薬さんにインタビュー。一人暮らしの部屋にゴキブリを発生させないコツや、駆除するコツを伺いました。

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今回のテーマは「害虫駆除グッズの選び方・使い方」

今回のテーマは「害虫駆除グッズの選び方・使い方」。

スプレー型やキャップ型など色々な種類があるゴキブリ対策グッズですが、それぞれどんな特徴を持っているのでしょうか?

「このグッズはこんな場面に強い」という選び方と、効果的な使い方のコツを教えていただきました。

 

スプレー?キャップ?もう迷わない「G」駆除グッズの選び方

※「単語を見るだけでゾワゾワする!」という同志のために、ここからはコードネーム「G」と呼ばせていただきます。

Q.G対策グッズを買うとき、色々な種類があっていつも迷ってしまいます。どんな基準で選べばいいのでしょうか?

A.
G対策グッズには、主に次のような種類があります。

・スプレー(例:ゴキジェットプロ)
・毒餌剤(例:ブラックキャップ)
・捕獲器(例:ゴキブリホイホイ)
・くん煙剤、くん蒸剤(例:アースレッド)

それぞれ、想定している使用シーンが異なりますので、使いたいシチュエーションに合わせて選ぶと効果的です。

以下、グッズごとに得意なシチュエーションと、効果的な使い方のコツをご紹介します。

 

スプレー剤(例:ゴキジェットプロ)

◆スプレーが効果的な場面

見かけたGをすぐに退治したいときや、Gが出てきそうな場所・潜んでいそうな場所が分かっている場合は、スプレー剤がおすすめです。
とくに即効性のある成分を使用しているスプレーは、Gに直接噴射することですぐに駆除できます。キッチンなど殺虫成分をあまり使いたくない場所では、瞬間冷却で動きを止めるものや、ハーブなど天然成分を使ったものが良いでしょう。
また、直接の駆除だけでなく、噴射した場所をGが通っただけで撃退する効果のある「待ち伏せタイプ」「バリアタイプ」もあります。

◆スプレーを効果的に使うコツ

Gは、体の後ろ側に風を感知する尾毛を持っています。ですので、後ろから近づいたり叩いたりすると、逃げられてしまう可能性が高いです。
Gは後ずさりができないので、シュッとするときは前から狙うのがベストです。

 

毒餌剤(例:ブラックキャップ)

◆毒餌剤が効果的な場面

Gがどこにいるか分からない場合や、巣の中にいる幼虫や卵まで徹底的に駆除したい場合は、「ブラックキャップ」やホウ酸ダンゴなどの毒餌剤がオススメです。
毒餌剤は食べさせることで駆除できる虫ケア用品で、食べたGが排泄した糞などにより、巣にいる他のGも一掃できます。

◆毒餌剤を効果的に使うコツ

Gが隠れていそうなところに毒餌剤を設置してください。たとえばキッチンであれば、水周り、冷蔵庫の下、家電と壁との隙間などがおすすめです。
Gと毒餌剤の遭遇頻度が高いと、駆除効果も高くなります。1つだけでなく、いくつも設置するのが駆除成功のポイントです。
玄関の外や窓の下など、雨に濡れる場所には「屋外用」を選ぶと良いですよ。

 

捕獲器(例:ゴキブリホイホイ)

◆毒餌剤が効果的な場面

薬剤を使うことに抵抗がある、または事情があって薬剤が使えない場合は、捕獲器がおすすめです。
Gが好むのは7〜10mm程度の隙間。こうした家具の隙間にセットし、Gの大好物(ビーフ、えび、野菜など)による誘引剤でGをホイホイ引き寄せます。
現在の「ホイホイ」は、横だけでなく縦置きもできますし、Gが粘着剤に気づきにくいスロープ構造、油分を取り除く足ふきマット、デコボコの粘着シートなど、さまざまな工夫で捕獲性能をアップしています。

◆毒餌剤を効果的に使うコツ

毒餌剤と同じように、色々な場所に複数設置するのが駆除成功のポイントです。「中を見るのはイヤ」という人は、1ヶ月を目安に新しいものに取り替えるのがおすすめです。
ホコリが積もると捕獲成功率が下がるので、設置後はこまめにホコリのチェックをしてくださいね。

 

くん煙剤・くん蒸剤(例:アースレッド)

◆くん煙剤・くん蒸剤が効果的な場面

ひっそりとどこかに隠れているGもまとめて一気に退治したい場合は、「くん煙剤」や「くん蒸剤」がおすすめです。
薬剤が煙や霧の状態で行き渡るこれらのグッズは、お部屋の隅々まで入り込んでカバーし、隠れたGも駆除します。
とくにアパート・マンションといった集合住宅では、隣近所からのGの侵入も気になるところ。くん蒸剤にはバリア効果もあるので、外からの侵入を予防するのにも向いています。

◆くん煙剤・くん蒸剤を効果的に使うコツ

くん煙剤・くん蒸剤は1部屋まるごと駆除することができますが、1部屋だけで使用すると、別の部屋に逃げ込まれる可能性があります。
お家全体から一気にGを駆除するためには、すべての部屋で同時に使用するのがおすすめです。
また、くん煙剤・くん蒸剤は残念ながらGの卵には効果がありません。一度使用したら時間を置き、卵が幼虫に変わる2〜3週間後にもう一度使用するのがベストです。

 

猫、犬、小鳥…ペットがいる家はどうしたらいい?

Q.猫、犬、小鳥といったペットがいて、害虫駆除グッズを使用して良いのか分かりません。ペットがいる家で気をつけるべきことはありますか?

A.
スプレー剤で使用されている有効成分は、犬や猫といった哺乳類、また文鳥・インコなどの鳥類の体内で分解できる場合も多いです(※商品によります)。ですが、気になる場合は使用を控え、捕獲器タイプなどのグッズを使うことをおすすめします。

カブトムシなどの昆虫類、もしくは魚類を飼っている場合は、近くでスプレー剤を噴射するのは絶対に避けてください。

また、どのような種類のペットであっても、くん煙剤・くん蒸剤を使用する場合は別の場所に移動させてください。

Q.ペットを飼っていても安心して使える駆除グッズはありますか?

A.
ペットや小さな子どもがいる場合、またキッチンなど食品周りで使用する場合は、天然成分(ハーブなど)を使ったグッズ、毒餌剤、捕獲器などが比較的安心です。
大切なペットの健康を守るために、使用方法を必ずよく読み、心配なことがあれば使用前にペットのかかりつけ医師などに相談してみてくださいね。

G駆除の強い味方となってくれる、便利な対策グッズの数々。シチュエーションや目的に合わせて上手に活用していきましょう!

今回回答いただいたのは…
研究部 研究業務推進室 学術教育課 係長 浅井 一秀さん
研究部 グループリーダー 原田 惠理さん
取材協力/アース製薬
構成・文/豊島オリカ

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