【必見】ゴキブリが出ない部屋、9つの条件。物件探しのチェックポイントをプロに聞きました

【必見】ゴキブリが出ない部屋、9つの条件

新生活に向け、ワクワクしながら物件探しをしている人も多いでしょう。立地や家賃も大切ですが、虫嫌いの人が忘れちゃいけない条件もあります。

それは「ゴキブリが出ない物件」かどうか。とくに一人暮らしを始める人は、「今後、出現した虫を退治するのは自分だけ」という現実を心に刻まねばなりません。

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物件選びの際にいくつかのポイントを押さえれば、ある程度「ゴキブリが出づらい部屋」に住むことは可能ですよ!

というわけで、今回は害虫駆除サービスを手掛けるダスキンさんに「奴らが出ない部屋の条件」をうかがいました。

※「単語を見るのもイヤ!」とお嘆きの同志のため、ここからは例の害虫をコードネーム「G」もしくは「彼ら」などと呼ばせていただきます。

要チェック!「G」が大好きな5つの環境

うらやましいことに、北海道ではGをほとんど見かけないとか。彼らは寒さに弱く、北海道では繁殖しにくいんですね。このように、彼らには明確な好みがあります。

<Gの好む環境>

  • 暖かい
  • 暗い
  • 食べ物が多い
  • 水分が多い(飲み水がある)
  • 隙間が多い(5mmの隙間が一番快適だそうです……)

 

これら条件をできるだけ満たさないお部屋こそ、今回目指す「Gが出づらい」物件です。

 

では、彼らに絶対遭遇したくない人が、物件探しでチェックすべきポイントを見ていきましょう。

 


押さえて安心!Gが出づらい物件のポイント

 

2階以上(上層階であるほど◎)

壁をのぼり、空を飛ぶ彼ら。それでもやはり、1階よりは2階、2階よりは3階……と、上層階に行けば行くほど侵入しづらくなるようです。虫嫌いの人は、できるだけ上層階を選ぶのが吉です。

 

階下や隣に、店舗・公園がない

飲食店やコンビニなどの店舗は食べ物が豊富で、彼らが発生しやすい環境にあります。住もうとしているマンションの階下や、すぐ隣などに、そういったお店がある物件は避けましょう(一方、お店が近くにあると便利なので残念ではありますが)。

公園にも、意外と彼らが潜んでいます。昆虫が住みやすい自然環境は、野良のGにとって居心地よい住処。自然を模した公園も同じです。野良Gの侵入を防ぐためには、山や森、公園に接した物件は避けましょう。

 

窓のすぐ外に木や電柱がない

2階以上の部屋でも、窓のすぐ外に高い木や電柱などがあれば要注意です。それを伝って登ってきた彼らが、窓から飛び込む可能性があるためです。窓のすぐ外に「這い登れる何か」があるなら、網戸対策を万全にするなど工夫しましょう。

 

木造以外のつくりである

木造の建物は、虫やネズミが齧るなどして小さな穴をあけやすく、彼らが侵入しやすいと言えます。また木造物件は、構造上どうしても壁などに隙間ができやすいもの。狭くて暗い隙間に潜むのが大好きな彼らにとって天国です。
アパートやマンションは、RC造やSRC造といった、木造以外のつくりのものを選びましょう。

 

風通しがよく、湿気がこもらない

Gはジメジメした場所が大好き! 日本はただでさえ湿気の多い国です。彼らが暮らしにくい物件選びのためには、各部屋の風通しがよいかどうかをきちんとチェックしましょう。

 

新築・築浅の物件

新築・築浅の物件は、G出現の確率が下がります。古い物件には、過去の入居者の生活次第で彼らの卵が残されている可能性がありますし、経年劣化により建物に隙間ができやすかったり、湿気がこもりやすくジメジメする心配もあります。部屋そのものだけでなく、エアコンや備え付けの家具なども同様に注意が必要です。

新築のまっさらな物件であれば、彼らが潜んでいる確率はほぼゼロですよね。新築とまでは言わずとも、できるだけ築浅の物件がベターです。

 

真下が空き部屋になっていない

彼らは埃すらエサにして生きるため、長く空き部屋になっている場所には喜んで巣を作ります。自分の部屋なら駆除もできますが、もし真下の部屋が巣窟になっていたら……おぞましい事態になるかも!

気に入った物件が2階以上の部屋ならば、真下の部屋が埋まっているかどうか、何年も未入居のままでないかどうかを不動産会社に確認しましょう。

 

付近の道、マンションの共有部が清潔

ゴミはGの大好物。あなたがいくら自分の部屋を清潔にしても、周囲の環境がゴミだらけでは意味がありません。

物件に面している道路や、マンションの共有部などにゴミが放置されていないかよく確認してください。隣の部屋の住人がベランダにゴミを放置していないかも、要チェック。ゴミ捨て場のすぐ目の前の部屋も、できれば避けたいところです。

ポストがドアと分離している

マンションやアパートにありがちな、ドアポスト。玄関ドアに直接穴があいているタイプのポストですが、この穴が実は、新聞や郵便物が挟み込まれている間、彼らの格好の侵入経路と化します。

できれば、ポストは玄関ドアとは別の場所に、箱として設置されている物件を選びましょう。

 


【まとめ】

以上、全て満たす物件を見つけるのは至難の技ですが、物件探しで迷ったときの道しるべになれば幸いです。

せっかくの新生活、気分一新、害虫のいない快適な暮らしをゲットしましょう!(豊島オリカ)

記事監修:株式会社ダスキン(http://www.duskin.jp/

 

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