「鴇」の読み方知ってる?あなたも絶対知ってる、あの鳥です
普段ひらがなやカタカナで見ることが多い、動物の名前。漢字で書かれると「その字なの?」「むしろ漢字表記があったの!?」と、びっくりすることも多いですよね。
動物園でおなじみの「鼬」「斑馬」や、ペットとしてもおなじみの「音呼」「木兎」など。
そんな、知っているのに読めない動物の名前シリーズ。本日のお題はコチラです!
「鴇」。
漢字で見ると知らないモノのように思えますが、じつはこちらも皆さんがよーく知っている動物の名前なんです。
■ここでヒント♪
これだけでは手がかりが少なすぎるので、読み方を探るヒントをいくつか見てみましょう。
・ヒント1:鳥の名前
動物と言ってもいろいろいますが、「鴇」はズバリ……鳥の名前です!
・ヒント2:2文字
「鴇」の読みがなは、2文字。名前は短くても、きっと日本全国の人が知っている印象深い鳥ですよ♪
・ヒント3:学名はまさかの……
動物にも植物にも、種類ごとに世界共通の「学名」があるもの。
「鴇」の学名は、なんと「ニッポニア・ニッポン」。かつて日本の空にはこの鳥がたくさん飛んでいたという説もあり、「日本の象徴のような鳥」として名付けられたと言われています。
さて、そんな「鴇」の読み方、想像ができましたか? では正解を見てみましょう!
■正解は、こちら!
「鴇」の読み方、正解は「トキ」でした。(「朱鷺」「桃花鳥」と書くこともあります)
トキは東アジアに分布するペリカン目の鳥で、日本にも明治中頃まで生息していました。でも野生のものは、残念ながら今では絶滅……。ニュースなどで有名な佐渡島のトキは、人工繁殖した個体が放鳥されたものなんです。
現在、トキは特別天然記念物、また国際保護鳥として扱われています。
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(豊島オリカ)