ジゴ袖にロング丈…♡野暮ったく見えない黒ワンピースの選び方【スタイリストたなべ連載Vol.35】

夏の黒ってロマンチック♡ ディテールで攻めるおすすめワンピース


CanCamスタイリストのたなべさおりが、「今」気になる情報を発信するファッション連載“たなべさおりのNo fashion,No life”。今回のテーマは「夏に着たい!黒のロングワンピース」について。

ますます暑くなるこれからの季節、一枚でオシャレが決まるワンピースは女の子のマストアイテム。涼しげなカラーも素敵ですが、今季はブラックのロングワンピースが気になります♡ 夏に着る黒って、大人っぽい&なんだかロマンチックですよね♡

でも、選び方や着こなし方を間違えると、暑苦しく見えたり夏らしい軽やかさがなかったり…実は取り入れるのが難しいのも事実! そこで、今シーズンぜひチェックしてみていただきたい、おすすめのアイテムと黒ワンピを選ぶコツを紹介します。

ボリュームたっぷり♡ ジゴ袖×ティアードワンピに夢中


これから黒ワンピースを買い足すなら、ジゴ袖やティアードなどトレンドのディテールを詰め込んだものがオススメ。デザインがシンプルなものだと、黒ワンピ=手抜きっぽく見えてしまったり、小物合わせに気を使わないと今っぽさが出せなかったり、残念ながらおしゃれ見えしないことも…。

一方、リッチに見える長めの丈やデザイン性のあるものを選ぶことで、「あえて黒を選んでいる」感が出せるので、もしも気になる黒ワンピを見つけたら要チェック! シルエットに華があったり、アクセントにリボンがあしらわれていたり、バックシャンのものもいいですね。視線を集めるディテールがあると、シックな黒が際立っておしゃれっぽく着こなせますよ。

それでは早速、お気に入りの最旬ワンピースと着こなしをお見せします♡ 

■REDYAZELのバッグリボン×ティアードワンピース

私が今季ゲットした黒ワンピは「READYAZEL」のバッグリボンティアードワンピース。リースの際に見つけて、ひと目惚れ♡

ボリューム感のあるジゴ袖、ロマンティックに揺れるティアードスカート…と、トレンド要素を詰め込んだデザインは、着るだけで旬のフレンチスタイルが楽しめます! 撮影の現場や打ち合わせに着ていくと、決まって「どこの?」と聞かれる人気者なんです♡

ジゴ袖…肩から袖にかけてはふわっと膨らみをもたせ、ひじから先はすぼまっているデザインのこと。フランス語でgigot(ジゴ=羊の脚)+袖で、通称「ジゴ袖」♡

バッグスタイルのリボン使いもフェミニン! 背中がチラ見えするデザインが女性らしい抜け感をプラスしてくれます。写真ではウエストリボンをかわいく結んでいますが、私は甘さを控えたいので、太めリボンを蝶々結びにせずラフに結んで垂らしています。

黒のワンピースには、ビーズバッグやフラットサンダルなどカジュアルな夏小物を合わせるのが好き。クリア素材の小物やヌーディな靴で、軽やか&涼しげなコーデにまとめるのがポイントです。

「U by SPICK&SPAN」で見つけた「ALEX MAX」のビーズバッグは、見ているだけで楽しいレインボーカラーや、飴玉のようにちゅるんとした大きめのビーズにキュン♡ ひとつ持っておくだけで、コーデに遊び心をプラスしてくれるんです♪

一枚でシックに映える夏の黒ワンピは、デートにもお仕事にも、楽チンなのにきちんと見えする救世主。今年はひねりを効かせたブラックワンピが豊作なので、お気に入りの一枚を探してみてくださいね♡

たなべ連載”はCanCam.jpにて毎週アップ予定。次回もお楽しみに♪

たなべさおりProfile:大阪府出身 大学卒業後、製薬会社に勤務。営業職の傍らCanCam読者モデルとしても活動。スタイリストを目指し退職後、小学館CanCam編集部でのアシスタントを経て独立。現在はスタイリストとして誌面を中心にCanCam.jpでも活動中。Instagram@tanaberian

 

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Text by : たなべさおり