「しつこい人」が身近にいると面倒くさい…!「しつこい」ってどんな人?
「取引先の男性がしつこくて困る!」「しつこい男性に好かれちゃった…」など、仕事上の付き合いや恋愛などさまざまな場面で“しつこい”男性を疎ましく感じたことのある方も多いかもしれません。今回は、そんなしつこい男性の特徴や対処法をご紹介します。
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「しつこい」と「ひつこい」は同じ意味?
「しつこい」と同じ意味で「ひつこい」を使う人もいます。「しつこい」とは、「つきまとってうるさい様子」を表す標準語ですが、「ひつこい」も同じ意味。関西圏の方言として用いられています。
しつこい!女々しい男の特徴
言い訳がしつこかったり、愚痴が多かったり…女々しい男性はしつこいと思われがち。まずはそんな男性の特徴をご紹介します。
1.優柔不断
優柔不断で物事を決めることが苦手な人は、いつまでも決められずうじうじとしてしまい、その様子が「しつこい!」と思われやすいです。
2.言い訳が多い
「でも」「だって」が口癖で、自分が悪くても言い訳を重ねて謝ろうとしない。何かできないことがあっても言い訳ばかりで反省しない。そんな男性も「しつこい」と思われがち。間違えたりできないことがあったりするのは、決して悪いことではありません。なぜできないのか、どうすれば良いのかをきちんと向き合って考えないと成長しませんよね。
3.細かくて愚痴が多い
人の良い部分より悪い部分が目に付いて、何かと細かい愚痴を言うのも女々しい人あるある。いつまでも愚痴を聞かされていると「しつこい…」と思ってしまいます。人のあら捜しをしても得はひとつもありませんよね。
4.執念深い
一度気に入らないことがあるとしつこくその話を掘り返してくる執念深さも「しつこい」と感じてしまいます。何年も前のことでも「あの時お前さ~」などと話してくることも。ネタっぽく話してきても、まったく笑えませんよね。
5.心配性で寂しがり屋
かわいいレベルなら良いですが、例えば彼氏だった場合、細かい連絡を強要してきたり、ひどいときはGPSで位置情報を共有させられたりすることも…。あまりに心配されると「しつこい」と思ってしまいますよね。
しつこい男の対処法
続いて、好きでもなんでもない人からのアプローチがしつこい…という時に使える心理テクニックをご紹介。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.パーソナルスペースに入り込ませない
電車や飲食店などで席を選ぶとき、極力隣に人がいない席を選ぶという人は多いかと思います。人は、体の周りに「パーソナルスペース」という他人の入ってこない不可侵の空間を確保していたいという心理があるのです。
そのスペースは、恋人同士なら40cm前後とかなり短くなるのに対し、親しくない相手となると90cmと、親密さに応じて距離感に変化が表れます。そこで、相手に対して親しみを感じていないという意思表示をするために、意識して大きく距離をとってパーソナルスペースを守るようにしましょう。
2.相手に馴染みのある場所で会わない
相手の行きつけの店や近所のスポットなどの馴染みのある場所では、思い通りに段取りをしやすく、心理的にもリラックスしてしまいます。どうしても会わなくてはならないなら、なるべく相手にとって不慣れな環境で。もっと言えば、なるべくこちらから場所を指定するようにしましょう。愛の告白を避けるためには、日中の明るい時間帯を選ぶのもポイントです。
3.ふたりきりになるのを徹底的に避ける
とにかくふたりきりになるシチュエーションを作ってはいけません。もし誘われたら、「いいね! ○○にも声かけてみようよ」と、他の人も同席させること、ふたりきりで会う気はないことを強調して伝えることを繰り返しましょう。ふたりきりで出かけただけで「脈あり」と判断してしまう厄介な人もいます。勘違いさせないために、何度誘われても「他の人も一緒に」と返すことを続けてください。
4.思い切って「恋の相談」をしてみる
上記の3つの方法を試した上でまだ相手が望みを捨てきっていないなら、とどめの一撃として恋の相談をしてみるのもひとつの手です。この方法でやりたいことは、恋の成就のためのヒントを得ることではなく、しつこい相手に「自分が好きなのはあなたじゃない」と伝えることなので、相談の際に伝える情報は最低限にとどめておきましょう。逆に、しっかりした相談をしてしまうと、信頼されていると勘違いされ、さらなる面倒な事態を引き起こしかねないので注意が必要です。
しつこいLINEの終わらせ方
LINEでのやりとりを終わらせたいのに、相手がしつこくてなかなか終わらない…なんてこと、ありますよね。そこで続いては、「そろそろLINEを終わらせたいときに送るLINE」と10~40代の女性に聞いてみました。
1.「スタンプのみ」
「OK」「おやすみ」やら、逆に文字は何も入っていないなんらかのスタンプやら、とにかくここで話は終わりです!というスタンプを送って会話を止める、という意見がもっとも多く見られました。たまにどんなときでもほぼスタンプで返事をしてくる方もいますが、普段はちゃんと文章を送ってくれるような相手からほぼスタンプでしか返事が来なくなったときは「あ、そろそろ話を終わらせたいんだろうな」と思っておいたほうがよさそう。
2.「うん」「OK!」で終わらせる
これもなかなか使っている人が多いワザ。とにかく話を終わらせたいときは「うん!」「OK!」「はい!」「わかった!」「(笑)」などの超短文しか送らない、という方、多いですよね。スタンプ同様の意味でとらえておきましょう。
3.「そろそろお風呂行くね!」
まだ寝るような時間でもないけれど、かといってこのままLINEを続けるのもなぁ…というときに出てくる便利ワード「お風呂」。スマホをお風呂に持ち込む人もいますが、そんなことを気にしてはいけません。「お風呂に入る」はほぼ同義で「そろそろLINE終わりにするね!」という意志のあらわれです。
4.既読スルー
単純明快、既読スルー。質問文や急を要する確認でなければ、もはや既読スルーですべてを終わらせてしまうのもアリです。また「徐々に既読スルーの時間を長くしていき、その後完全に既読スルーで終わらせる」という声もありました。
5.「おやすみなさい」
強制終了ワードその1! もはや有無を言わせない「寝る」宣言。しかし、「もう正直そんなにLINEしたくない異性」にこのワードを送って強制終了したものの、翌朝「おはよう!」と来てしまい困った、という声も多数寄せられました。
6.「じゃあまた連絡するね!」
強制終了ワードその2! こちらは「もう正直そんなにLINEしたくない異性」に送る際はほぼ同義で「私が連絡するまで連絡しないでね」そして「連絡はしません」といった意味で使う方も多い、わりと恐怖のワードでもあります。
【まとめ】
旧知の仲である男友達や女友達が、あるときを境に“しつこい人”に変わってしまうケースもあります。恋愛対象としてしつこくしてくるパターンもあれば、仕事の成果をあげたくてしつこく営業してくるケースもあるでしょう。旧知の仲だからといって、大目に見ているとトラブルに発展する話も少なくないので「この人、しつこい」と感じたら、早めに何らかの対処をするのが得策です。