意外と知らない「じゃがいも」の名前の由来は?日本発祥じゃない!?
食卓に欠かせない「じゃがいも」。カレーライス、肉じゃが、ポテトサラダにじゃがバター……。様々な料理にアレンジできる便利な食材ですよね。
そんな「じゃがいも」の名前の由来、知っていますか? 山芋や里芋、長芋ならなんとなく想像はつきますが、そういえば……「じゃが」って何?? 改めて聞かれると気になる人も多いのでは? さっそく見てみましょう。
生まれはヨーロッパ!?
様々な料理に欠かせない「じゃがいも」。その名前の由来は一体何なのでしょうか?
農林水産省によると、「じゃがいも」は、1540年頃、スペイン人によってヨーロッパに伝わり、当時、貴婦人が「じゃがいも」の花を愛でていたようです。本格的に栽培されたのは1600年頃と言われていて、日本には慶長年間にオランダ人によって伝わったとのこと。名前の由来は、オランダ人が東洋貿易の根拠地としていたジャワ島のジャカトラから来たことから「じゃがたらいも」となり、これが後につまって「じゃがいも」となったそうです。
戦国時代から「じゃがいも」が存在していたとは驚きですね! また、ヨーロッパ発祥で、ヨーロッパの島の名前が由来だったこと、今まで知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
普段使っている食材も、実は興味深い由来があるのかもしれないですね♪ (澤夏花)
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