近年注目を浴びるイースターって?知識から楽しみ方までご紹介♪
日本で定着した海外発祥のイベントといえば、クリスマス、バレンタイン、ハロウィン。中でもハロウィンは、ここ3年ほどで大人も楽しむものとして一気に大きな広がりを見せましたよね。となると次が気になるところ。そこでネクストブレイクと目されているのが「イースター」! 聞いたことはあるけど、何由来の何をする日なのかはさっぱり……という人が大半ではないでしょうか?
そこで今回は、クリスマス、バレンタイン、ハロウィンに続く第4のイベントとなるのか? イースターがどういったイベントなのかをわかりやすく解説します!
イースター=イエス・キリストの復活祭
デジタル大辞泉によると、イースターとは
キリストの復活を記念するキリスト教の祝日。春分後の最初の満月の次の日曜日に行われる。イースターサンデー。復活祭。《季 春》
とのこと。「イースター」は日本語で「復活祭」。誰の復活かというと、十字架にかけられ亡くなったイエス・キリストの復活祭です。イエス・キリストは亡くなった3日後に復活したといわれていて、それを記念・記憶する、キリスト教で最も重要な日で、クリスマスよりも重要視されているのだとか!
イースターは毎年日にちが変わる!
イースターがどんな日かはわかったけど、そもそも何月何日なんだっけ?なんて方も多いのではないでしょうか。確かに少しだけ覚えづらいんです!
というのも、イースターは年によって日にちが変わるのです。使っている暦によっても日にちは変わるのですが、日にちの決め方は「春分の日以降の、最初の満月の日の次の日曜日」。カトリックやプロテスタントなど、西方協会のグレゴリオ暦を使用している日本では今年は4月12日、ユリウス暦を使用しているギリシャ正教などの東方教会は4月19日になっています。毎年春分の日が近づいてきたら確認してみてください♡
イースターってなんでたまごとウサギをよく目にするの?
「イースター」と聞くとなんとなく、カラフルな卵やウサギが思い浮かびませんか? イースターの季節に飾られる卵とウサギはそれぞれ「イースターエッグ」、「イースターバニー」といいます。イースターが盛んな地域では、子供たちが卵を色塗りしたり、ウサギの耳を付けたりしてお祝いムードを盛り上げます!
イースターエッグは、見た目には動かない卵から新しい生命が生まれることから、死と復活を象徴していると考えられ、イースターのシンボルとして親しまれています。
また、イースターバニーはウサギが古代から多産と豊作のシンボルであることから繁栄の象徴と捉えられ、イースターエッグと並ぶイースターの象徴として扱われています。
イースターエッグの模様にも意味があり、星は魔除けや厄除け、花は美しさや子宝、三角は邪気を払うなど、それぞれ違った意味が込められています。見た目もかわいいイースターエッグ、これからさまざまなメーカーから関連グッズが出てくるかもしれませんね♡
日本ではどうなの?
日本ではキリスト教徒が少なく馴染みは薄かったのですが、2010年代に入ってからイースターを取り入れたイベントや商品がちらほら見られるようになってきました。日本で爆発的に広がるまであと一歩かも? 有名なテーマパークでもイースターイベントをやるようになりましたよね! 友達と一緒にうさ耳を付けて楽しんだという人もいるのでは?
テーマパーク以外でも、アイスクリーム屋さんや百貨店など、イースター関連の商品に力を入れているお店は多いようです。これからもっと馴染み深いイベントになる期待大ですね♡
今回は近年注目されているイベント、イースターについてご紹介しました。 名前だけしか知らなかった方も、大枠が理解できたのではないでしょうか♡ テーマパークのイースターイベントを楽しむもよし、とにかくみんなで集まっておいしい料理や会話を楽しむもよし、ぜひそれぞれの楽しみ方でイースターを満喫してみてください♪(霧崎まい)
参照:デジタル大辞泉