イマドキ夫婦は家事分担どうしてる?
結婚して子供を産んでも、女性が働くのが当たり前になっている共働き世代。 「厨房男子」とか「育メン」なんて言葉が耳新しく聞こえたのも過去の話、家事や育児への夫婦協働は今や常識になってきています! …とはいいつつも、実際のところはどうなのでしょう?
さまざまな家事に関して、夫婦それぞれがどれくらいの役割と時間を分け合っているのでしょう? 料理、洗濯、家事・雑事、ひとつひとつ具体的に検証していけば、イマドキ夫婦の家事におけるワーキングシェアの実態が見えてくるかも! アニヴェルセル株式会社が20代~30代の既婚男女412名の方を対象に実施した「家事分担の実態」の調査結果をお届けします。
◆家事分担はどのようにしている?
家事を【料理】【洗濯】【掃除】【その他の家事】の4つのカテゴリーに分け、それぞれ細目について役割分担を聞いてみました。 それでは早速、結果をご覧ください!
最初に「料理」から見ていきましょう! このアンケートで着目たいのは、まず「ふたりで担当している」の項目。 ここのポイントが大きいほど、ワーキングシェア率が高い家事といえます。 それで見ると、「食器/グラスの片付け」が42.5%と最も高く、「料理」が19.2%と低いという結果に。 また、「自分が担当している」と「パートナーが担当している」は、双方の認識が正しければ本来は同数となるはずですが、多くの科目にギャップがあることがわかります! 中でも「皿洗い」と「食器/グラスの片付け」は「自分が担当している」が「パートナーが担当している」という回答よりも25%ほども高く、この2つは「(自分で)やってるつもり」になっている人が多い家事といえるかも。
「洗濯」は「調理」に比べてどの科目も大きな変化のない数値になっています。全体を見渡して約3割以上のカップルがワーキングシェアできているよう。 ただ、「洗濯」もお相手が認めるおおよそ倍以上の方が、「自分でやってるつもり」になっているようです。
「掃除」は科目によってワーキングシェアに偏りがあるようです。 ワーキングシェア率が低いのは「キッチン周り」と「トイレ」「ゴミ捨て」。 これらは「担当」が割り当てられているのでしょうか? また「ゴミ集め」は「やってるつもり」率が他に比べて高いようです。 ゴミ集めをしないということは、裏返すとパートナーが片付けをしないと思っている方が多いということかもしれません。
「その他の家事」で目につくのは、「部屋の整理整頓」と「ティッシュペーパーやトイレットペーパー取り換え」。 「自分」と「ふたりで」がいずれも高い数値ということは、お互いが積極的に行なっているようです。 逆に「電球の取り換え」と「支払管理」は担当が決まっている様子。
2017年の調査によると、共働き世帯の割合は東京では49.1%と約半数と、共働き世帯が専業主婦の世帯を上回った平成9年以来、20年にわたって共働き世帯は増え続けています! その間、家事に対する夫婦の考えにも大きな変化があったことは私たちも知るところ。そう考えれば、イマドキ夫婦は家事の新しいルールを開発しているパイオニアだといえますね。
いまや家事のワーキングシェアは当たり前とはいえ、「専業主婦」の感覚をどこかで引きずってしまっているご夫婦がいるのも事実ではないでしょうか? 家庭の中の働き方についても「家族会議」を開催してみるのもいいかもしれません。 自分ばかりやっていると思わずに、ふたりで協議した家事分担を互いに守って遂行していくことが幸せへ向かう一本道! その日を大切に、気持ちよく過ごしてくださいね♡
情報提供元/ アニヴェルセル株式会社