「オフショルの洗い方は?」「ニオイどう減らす?」夏のお洗濯の悩みを洗濯のプロに聞いてみた

冬はライトジャケットの洗い方に悩みましたが、夏は夏でトレンドの「オフショルダー」の洗い方に悩んでしまいますよね……。ということで、今回もお家での正しいお洗濯方法をプロの方に聞いてみました。

オフショルダー
(c)Shutterstock.com

今回は、お洗濯マイスター・大貫和泉さんにお聞きした「オフショルダーの洗い方」そして「お悩み別・夏の正しいお洗濯方法」をご紹介します。

【夏のお洗濯の悩みを洗濯のプロに聞いてみた】

■オフショルダー用ハンガーにはタオルを巻くと良い!


トレンドのオフショルダーの洗い方は、気になる汚れにおしゃれ着用洗剤を塗布し、 たたんで、洗濯ネットに入れて「ドライコース」などの弱水流コースでお洗濯してください。 干し方は、ハンガーにタオルを巻いたものを使用すると、 タオルがストッパー代わりになり、首の広がりが防げます。

オフショルダーの干し方

また、外で干す場合は、夏は紫外線が強いので、下の写真のような色柄物のおしゃれ着は裏返して、陰干ししましょう。これで、お気に入りのオフショルダーは、長く愛用できちゃいますよ♡

オフショルダーの干し方

続けて、夏だからこそのお洗濯の悩みを解決する方法をご紹介します!

■これがニオイの元。やりがちな2大NG行為をご紹介


「忙しくて毎日お洗濯できない」「雨でお洗濯できない」そんな時にやりがちな2大NG行為をご紹介。このふたつをやめるだけで、ニオイの原因を減らせます!

1.洗濯槽を洗濯カゴ代わりに使用するのはNG!

洗濯機

着用した洋服や使用済みのタオルを洗濯槽に入れて溜め込んでいませんか? 洗濯槽は湿度が高く、菌が増殖しやすいので、洗濯槽に直接放り込んでおくのは厳禁。通気性の良い洗濯カゴを使用しましょう。

2.汗をかいたままの衣服や湿ったままのタオルなどを洗濯カゴに入れるのはNG!

洗濯かご

洗濯カゴを使う場合も要注意。ぐっしょりのTシャツや濡れたバスタオルなどを洗濯カゴに入れると、菌の増殖の原因となります。洗濯するまで、乾かしてから入れるだけで部屋干しの臭いの予防になりますよ。

■夏の定番アイテム、お家で正しく洗おう!


最後に、夏の定番アイテムをお家で洗うときの正しい洗い方を教えていただきました!

1.夏のお出かけに大活躍の「浴衣」

浴衣の洗い方

「浴衣」を洗うときの洗剤は、型くずれ・色あせ防止効果のあるおしゃれ着用洗剤がおすすめです。エリなど汚れが気になる場合は洗剤をつけて、キャップの角で軽くたたき、洗剤を汚れになじませて「前処理」しておきましょう。袖だたみをしてたたんで洗濯ネットに入れて弱水流コースでお洗濯します。

続いて浴衣の干し方について。干すときは陰干しが基本です。着物用ハンガーがない場合は、ハンガーを3つ使用して形を整えて干しましょう。

浴衣の干し方

2.日焼け止めや塩素がついた「水着」

水着は色落ちしないよう脱いだらすぐに水洗いを心がけて。家に帰ったら日焼け止めなどで汚れた部分にはおしゃれ着用洗剤の原液を塗布し、やさしく手洗い。

干す時は、脇やアンダーバスト部分をはさんで陰干しを行います。

水着の洗い方

3.ファンデーション汚れが気になる「帽子」

前処理した後、やさしく押し洗い(手洗い)します。干す時には、陰干し。干し方は、下の画像のように「洗濯ネット」を帽子に詰めて形を整え、ペットボトルなどにのせると型崩れしにくいですよ。

帽子の干し方

さて、いかがだったでしょうか。この記事のおかげで、オフショルダーに始まり、夏に活躍するアイテムの洗い方・干し方がマスターできそうですよね♪ お家で正しい洗濯を行って、来年も夏のアイテムたちには活躍してもらいましょう! (かすみ まりな)

情報提供元:ライオン株式会社/アクロン

 

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