誕生日は4年に1度!「2月29日生まれ」が語るいいところ・悪いところ

「4年に1度の誕生日」って実際どうなの?2月29日生まれが語るいいところ・悪いところ


うるう年の場合、多くの人は「今年は例年より1日多いのかあ……」くらいに終わるのかもしれませんが、この日を首を長くして待ちわびている人たちがいます。そう、2月29日生まれの人たちです。

2月29日生まれ

有名人の方だといきものがかりのボーカルを務める吉岡聖恵さんや、『ツナグ』などで知られる作家の辻村深月さんなどが2月29日生まれです。なぜ2月29日生まれの有名人をスラスラ言えるのかと言うと…実は私(筆者)も2月29日生まれなのです(笑)。

「4年に1回しか誕生日が来ないのって悲しくない?」と私はよく聞かれますが、皆さんはどう思いますか? 今回はそんな2月29日の誕生日事情を、私の経験をもとにご紹介します♪

【2月29日生まれって意外とお得!】

◆盛大に祝ってもらえる


バースデーパーティー

4年に1度っていうと何かと盛り上がるイメージがありませんか? オリンピックもワールドカップも、盛り上がるイベントって4年に1度ですよね。うるう年も例外ではないようで誕生日は盛大にお祝いしてもらえます。

とは言いつつも、誕生日が来ない年でもケーキもプレゼントもちゃっかり貰っているので実はさらにお得な誕生日なんです(笑)。

◆自己紹介ネタに困らない


自己紹介ってとっさに振られたりするとめちゃくちゃ焦ったり、なにを話そうか迷いがち。でもうるう年生まれはその心配がありません。

滅多に遭遇しないからか色々と質問されることが多いので、誕生日の話題だけで盛り上がれてインパクトもある最強自己紹介ネタです!

◆誕生日を覚えてもらいやすい


やはり、インパクトのある誕生日なのでいろんな人に長く覚えてもらえます。

個人的に嬉しかったのは、このあいだ中学校の同窓会で久しぶりに会った友達に、「今年のカレンダー見て、(私の)誕生日来るじゃんって思った!」と言われたこと。誰かに覚えていてもらえるって、こんなに嬉しいんだなあと嬉しくなりました♡

◆ちやほやされる


4年に1度だと、同級生にいなかったりなかなかレア度が高い2月29日生まれ。一般人で「初めて会った……!」とこれほどテンション高めに言ってもらえるのは2月29日生まれの人だけかも

毎年ちゃんと年は取っているけれど「誕生日の回数=年齢」という認識をされがちなので『4歳で成人式』『同級生が80歳の時に20歳』と超無敵キャラになれちゃう!

【2月29日生まれの悲劇】

◆なにかと年下扱いされる


「誕生日の回数=年齢」で無敵キャラになれる一方、年下扱いの餌食になってしまうのがうるう年生まれの悲しいところ。何か失敗すると「まだおこちゃまだもんね~」と煽られるので、負けず嫌いの私からするとめちゃくちゃ悔しいです。

ゴミ捨てなど雑用に行く場面で後輩が「一番後輩なんで……」と言うと、同級生から「でも(誕生日の回数的に)一番年下はお前だよな」と役をなすりつけられたこともしばしば。毎年みんなと変わらず年を取ってるのに理不尽……。

◆年齢がバレがち


「4年に1度」しか来ませんからサバが読みたくても生まれ年が絞られてしまうのでバレやすいのが難点。趣味アカウントなどのSNSなどで「極力個人情報は公開したくないけど誕生日祝ってもらえたら嬉しいなあ……」と誕生日を載せたら年齢がバレたこともあります。思わぬところで急に年齢がバレると結構焦ります(笑)。

◆ゲームで祝ってもらえなかった


ゲームで誕生日を登録すると豪華なプレゼントがもらえたり、普段と違う仕様になったりしますよね。

うるう年が来ない年に「2月29日って登録したけど2月28日と3月1日、どっちに来るのかなあ~」なんてめちゃくちゃ楽しみにログインしたら、まさかのプレゼントも仕様変更も起こらず、気づけば3月2日に。

楽しみにしていただけに祝ってもらえなかったショックが大きくて、そのゲームはスマホから消しちゃいました……。


私的には「2月29日に生まれてよかった」と思うことの方が多く、もし生まれ変わる時に誕生日が選べるとしたらもう一度2月29日を選ぶくらいに自分の誕生日が気に入っていますが、皆さんから見ていかがでしたか?

もし身近な人にうるう年に生まれた人がいたら、その年は特に盛大に祝ってあげてください! 誕生日が来た格別な喜びを身近な人に共有してもらえるのが、うるう年生まれの一番の幸せです♪(山口彩楓)