横丁でハシゴ酒♡ディープな飲み屋がずらり!ライターYの異世界の旅がおもしろすぎる

出会いあり⁉︎ぶっちゃけあり!ライターYが横丁呑みをガチ体験♡


CanCam1月号「日常の中の旅、ご近所への旅」企画で紹介し、マニアックな異世界ツアーとしてじんわりと反響のあった「赤ちょうちんの旅」。気になりつつもなかなかデビューできずにいた、という人も多かった横丁呑みをCanCamライターYが初体験! ドキドキ感もほっこり感も味わえる、古き良き飲屋街でのハシゴ酒♡ リアルリポートをお届けします。

10月某日(金)雨、オンナ二人で横丁ハシゴ酒をスタート


一歩足を踏み入れると、そこはもう別世界。活気あふれる小さなお店がズラリと並び、レトロな雰囲気に歴史を感じる。横丁は、一見さんにとって、かなりの冒険地帯なのである。私、本企画担当Y木橋もお酒(キリン一番搾り)好きを公言していながら、横丁未経験。東北出身で酒ラバーな美容ライター・K嶋が「赤提灯で飲みたい」らしいと聞きつけ、一緒に横丁旅へ繰り出すことに。

今回訪れたのは、吉祥寺駅から程近いハモニカ横丁先輩風を吹かせ、独断で私が決めた。ひとり待ち合わせへ向かう電車内でふと気づく。K嶋とふたりで飲むの、初めてかも…! 何を話そうかと脳内で会話のシミュレーションをしながら、吉祥寺に到着すると、「私、何度か来たことあります」とK嶋ナビで横丁まで移動。

来たことあるんかい!と思いながら、トボトボと後ろをついていく。商店街の途中にある路地に入ると、これまで歩いてきた道なりとガラリと雰囲気を変え、「ハモニカ横丁」の看板が出迎えてくれる。これは、見落としたら辿り着けない…横丁っぽい!と一気にテンションが上がった。

ハモニカ横丁は、飲食店からギャラリーまで105店舗がひしめきあう。まるでタイムスリップしたかのような独特な雰囲気に、ドキドキしながら向かった一軒目は「てっちゃん」。焼鳥がメインの、横丁内でも広めのお店。てっちゃんの裏側に描かれているちょっとハレンチな絵が目印♡

若者からサラリーマン、外国の方まで、たくさんの人でにぎわっている。

K嶋がどんどん串ものをオーダーする中、唯一自分で注文したラムチョップ。肉々しく、とてもおいしかったので、ぜひ食べてみてほしい。

緊張してK嶋に押されてると思いきや、ここは横丁。ちょっぴりやさぐれていて気負わない雰囲気に、勝手に心が解放されてしまうのである! 最初こそ真面目に仕事の話なんかをしてみたものの、すぐに恋愛ぶっちゃけトークが始まる。そういえば「歌うと飼っている猫が発情してしまう」と打ち明けると、「Yさん、家で歌うんですか?」と苦笑いされました。やだ! 恥ずかしい!と一度は思ったものの、別にいいやと思えるのも横丁だからこそだと悟る。

さらにK嶋は、まるでゴミを払うかのようなさりげなさでカラコンをオフ。そうか、私の前ではおしゃれはいらないのか…と、若干落ち込むものの、素でいいやと思える、それも横丁なんだと思うようにした。そんなK嶋のジャブに耐え抜き、次に向かったのは「エプロン」

おでんのいい香りが漂い、小料理屋のような温もりがあって、こぢんまりとしたお店。関西風ダシの優しい味に癒やされる私の横で、K嶋は「私、無限なんで」と馬肉まで注文しやがった。

正直、ここで何を話したかは、もはや覚えていない。でも、「窪塚洋介が好きです。ミーハーなので」というK嶋の言葉は忘れない。とことん食べて飲んだ後は、締めの一杯を飲みにアルコールメニューが豊富な「ミュンヘン」へ移動。
世界のビールが堪能できるというのに、なぜかK嶋はシャレオツなシャンパンをチョイス。そして酒を片手に始まった、横丁反省会。議題はもちろん、この企画でうっすら期待していた男性との出会い…! 「歩くたびに声かけられて大変でした~♡」と編集長に報告する気満々でいたのだが、そういえば、誰にも声かけられてないじゃん!と終電間近に焦り始める。「きっとそういう場所なんだね! 落ち着いて飲んで女同士でなんでも話せる、横丁って最高だね!」と締めくくり、約4時間半にわたる横丁旅は終了しました。

…が、翌日、ハモニカ横丁常連の友人に「行ったよ」と報告すると、「たくさん声かけられたでしょ? 外国人男性からも声かけられるよねぇ~」と受け入れがたい事実が判明…。無念である。しかし! レトロで活気のある雰囲気はもちろん、たくさんあるお店の中から、どこを選ぶか悩む時間も楽しい。そして、自分をさらけ出して話せる横丁の素晴らしさを知ることができました。空間、会話、食事もお酒も、新しい自分との出会いまでも楽しめる! 横丁とはやっぱり冒険であり、ひと夜の旅なのでありました。 ー完ー

 

いかがでしたか?CanCamライターのY木橋さんとK嶋さんによる「はしご酒体験レポート」。 発売中のCanCam1月号では、今回紹介した「ハモニカ横丁」に負けず劣らず、ディープなスポットが盛りだくさん‼︎ いつもの週末の過ごし方に物足りなさら感じてきたら、日常の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

構成/八木橋佳世 Web構成/楫真梨子

 

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