好きな人からのプレゼントは何でも嬉しい♡ と言いたいところですが、どうしても好みと違ったり、もらっても使えなかったりするものに困ることも…。でも本音は言えず、嬉しいふりをした経験がある方も多いのではないでしょうか? 今回は20~30代女性300人に「プレゼントをもらって嬉しいふりをしたことがあるか」調査してみました!
プレゼントをもらって嬉しいふりをしたことはある?
Q.プレゼントをもらって嬉しいふりをしたことはありますか?
ある…59%
ない…41%
なんと約6割の女性が、プレゼントをもらって嬉しいふりをしたことがあると回答! その理由も聞いてきました。
嬉しいふりをした理由は?
1.距離感の問題
- 「あまり仲良くないので社交辞令」(28歳・パート)
- 「相手に気を遣って」(28歳・会社員)
2.相手の気持ちを考えて
- 「一生懸命選んでくれたと思うので、その気持ちを踏み躙りたくなくて」(39歳・会社員)
- 「傷つけないように」(36歳・会社員)
- 「相手に不快な思いをさせないため」(30歳・パート)
- 「要らないものだったけど、気持ちは嬉しかったから」(38歳・会社員)
3.その場のノリ
- 「勢いで」(26歳・会社員)
- 「空気を読んだ」(28歳・会社員)
4.嫌われたくない
- 「嫌われたくないから」(27歳・無職)
- 「気分を損ねたくない」(26歳・会社員)
「正直要らないけど気持ちが嬉しい」という声が圧倒的多数! 結果も大切ですが、選んでくれた過程や気持ちも大切にしたい、という声が多く寄せられました。
嬉しくないプレゼントはどんなもの?
1.好みが合わないもの
- 「好みじゃない身につけるもの」(39歳・専業主婦)
- 「趣味が合わないもの」(27歳・専門職)
- 「嫌いな匂いの化粧品」(28歳・会社員)
- 「興味のないものや欲しくないもの」(24歳・会社員)
- 「全く好みではない洋服」(29歳・専業主婦)
2.手作り
- 「手作りのお菓子」(36歳・会社員)
- 「作詞された歌詞」(37歳・パート)
3.使い道がないもの
- 「色の合わないリップ」(27歳・自営業)
- 「ぬいぐるみ」(27歳・公務員)
- 「自分の体に合わないもの」(24歳・パート)
- 「用途が分からないもの」(29歳・専門職)
4.相手への配慮が足りないもの
- 「大きすぎて収納に場所を取る」(38歳・パート)
- 「置き場所に困るもの」(23歳・パート)
- 「同じものを持っている」(29歳・公務員)
- 「自分のこと何も観察してなかったんだなと思うもの」(24歳・パート)
やはり、趣味とかけ離れているものや持っているものは嬉しくないという意見多数。好みじゃないものをもらうと「全然私のことわかってくれていないんだな」と少し寂しい気持ちになる人も。また部屋に置いて場所を取るものや使用用途がわからないものも、もらって困るようです!
サプライズで失敗しないプレゼント選びのポイントは?
嬉しくないプレゼントについて見てきましたが、自分が彼にサプライズでプレゼントを贈りたいと考える人もいるでしょう。最後に、「サプライズで失敗しないプレゼントの選び方」について、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.3パターンのうち彼がどのタイプかを見抜く
恋人の喜ぶプレゼントの内容は、主に3つに分けられます。ひとつは、あなたが贈りたいものを選ぶ方法。これはあなたが常日頃から「恋人を見ている」という気持ちを伝えられるのがポイント。大人しくて“受け身タイプ”に効果的です。
ふたつ目は、恋人の贈りたいものをプレゼントする方法。これは恋人の「これが欲しい」という声に耳を傾けて、間違いのないチョイスができるのがポイント。“好みが明確なタイプ”に効果的です。
最後に、贈り物自体よりもサプライズやムードを演出する方法。これは思い出や感動をプレゼントできるのがポイント。“感激屋タイプ”に効果的です。相手を観察して、これら3パターンのうち、どの性格に該当するかを把握したうえで選べば、失敗も少ないでしょう。
2.渡し方でサプライズを演出する
サプライズのパターンは、大きく分けて3つあります。ひとつ目は、マイナスの状態からプラスへ持っていく(ゲインロス効果)方法。ふたつ目は、プラスの状態にさらにプラスへ持っていく方法。三つ目は、予想もつかない手段で“心理的揺さぶり”をかける方法。
これらを身近なアクションに当てはめていくと、ひとつ目は「記念日を忘れたフリ」からのプレゼント作戦。ふたつ目は「プレゼントの中にプレゼントを仕込む」ダブルプレゼント作戦。三つ目は「コインロッカーに忍ばせてキーを渡す」作戦。これは大きなプレゼントを渡す際に有効です。驚きもひとしおでしょう。
3.渡すタイミングをはかってサプライズ
もしもあなたがプレゼントを渡そうとするなら、そこに“快”の感情がなくてはいけません。快の感情とは、すなわち“快楽”。楽しい、美味しい、嬉しいというポジティブな気持ちを意味します。そこで、夜景や食事といった盛り上がるシーンで渡したり、車の中や別れ際の時にさり気なく渡したりするのが効果的でしょう。ポイントは、プレゼントを見るたびに、渡された情景が思い起こされるかどうかです。相手の心に残るタイミングを意識しましょう。
4.意外とやってはいけないのは○○なプレゼント!
もしもあなたが、高価なプレゼントで喜ばせようと考えているのなら、それは避けたほうが無難かもしれません。あなた自身、高価なものを贈ると「こんなに高かったんだから、喜んでくれるだろう」という心理的ハードルがグっと上がってしまいます。
しかし一方で、相手は「こんなに高価なものどうしよう…」と、心理的負担を感じてしまうのです。そのため、その“温度差”が破局を招いてしまう結果にもなりかねません。値段のことはあまり気にし過ぎず、相手が何を求めているのかに着目するようにしましょう。とはいえ、あまりにも安すぎる物もNGですけどね。
【まとめ】
プレゼントを用意しようというその気持ちだけでもとても嬉しい!と、嬉しいふりをしたことがある女性が多いことがわかりました。たしかに自分のことを考えて選んでくれたことが嬉しいですよね。とはいえ、自分が贈る際には喜ばれるプレゼントにしたいもの。相手の持ち物や性格を少し観察すると、ヒントがあるかもしれませんね。