休みの日に職場の人から連絡が来たらどう思う?
休みの日にプライベートの連絡が来たり、先輩・上司からのSNS申請。仲が良ければ嬉しいかもしれませんが、せっかくのお休みに仕事のことを思い出して気が休まらなかったり、気を遣うことも多いですよね。SNS普及によって気軽に連絡が取りあえるようになり、職場の人との距離感を保つのが難しくなっています。
そこで、株式会社エアトリが20代~70代の働く男女722名を対象に行った「職場の人との繋がり方」に関する理想と実態の調査結果をお伝えします! まずは休みの日に職場の人から連絡が来たことがあるかどうかのアンケート結果から。
◆休みの日に職場の人から連絡が来たことがありますか?
最も多かったのは「仕事の連絡が来たことがある」(43.0%)、次いで「仕事・プライベート両方で連絡が来たことがある」(30.4%)となりました。なんと約8割の人が休日でも職場の人から何らかの連絡を受けた経験があり、7割以上の人が「仕事」の連絡を受けたことがあるんです。
◆休みの日に職場の人から連絡が来ることに対してどう思いますか?
上司からの連絡は仕事でもプライベートであっても「嫌だ」が半数超え。上司からの仕事の連絡については「嫌だ」が57.6%だったのに対し、プライベートの連絡も51.0%が「嫌だ」という結果に。「嬉しい」の割合が最も高かったのは「同僚からのプライベートの連絡」でしたが、それでも14.6%に留まっており、多くの人は職場の人とはビジネスライクなお付き合いを望んでいるみたい。
◆上司、同僚、部下とSNSで繋がっていますか?
同僚、部下は「繋がっている」が半数超え。4割は上司と「繋がっている」と回答。同僚、部下に比べて割合は下がったものの、40.9%もの人が上司とSNSで「繋がっている」みたい。ではその中で本当は繋がりたくなかったなという人がいないか聞いてみました。
◆SNSで繋がっている職場の人のうち、本当は繋がりたくなかった人はいますか?
なんと約4割の人が「本当は繋がりたくなかった人がいる」と回答。繋がりたくなかったけど職場の人と繋がってしまった人に、その理由を聞いてみました。
・共通の友人が多くなり、さすがに承認しないとまずい感じになりそうだったので。(30代・女性)
・上司とLINE交換をしている横から、先輩に「じゃ、ついでに私も」と交換させられた。(30代・女性)
・仕事のつながりで業務に支障が出ることも考えられるので仕方がなかった。(60代・男性)
◆職場の人がSNSに投稿したプライベートを見たいと思いますか?
職場の人がSNSに投稿したプライベートを見たいか尋ねたところ、上司、同僚、部下全てにおいて「見たくない」が「見たい」を大きく上回る結果に。職場の人とはプライベートは一線を画したいと思っている人が多いようです。職場の人との距離が近くなりすぎて困った経験も聞いてみました。
◆職場の人との距離感が近くなりすぎて困った経験
・記念に撮った内輪向けの写真をWEBにアップしたところ、ポーズ(社会的に不適切でもなんでもない、至って普通のポーズ)が可笑しいだの不適切だのそんな撮り方するななど、私含め全員が文句を言われた。(30代・女性)
・体育会系のノリで、SNSでみんなが繋がっていたり、お休みの日に何かとイベントをやろうとする人がいたので、面倒くさくて、SNSはやってないとか、家庭の事情で休みの日は無理とか、理由をつけて参加しなかった。(30代・女性)
・リフレッシュ休暇の時に休暇明けのアポの連絡が入って嫌な思いをした。(50代・男性)
・仲の良い先輩と同僚のグループができており、プライベートでもよく会っていたが、先輩と同僚が仲違いをし、双方から悪口を延々と聞かされた時期があって疲弊した。(30代・女性)
上司や同僚、部下との関係性にもよりますが、職場とプライベートは一線を引きたい、職場の人とはSNSで繋がりたくないと考えている人が多いようです。SNSが普及して気軽にプライベートを覗いたり連絡できるようになった分、みんな気持ちよく休日を過ごせるよう気をつけて使いたいですね。どうしても休日に連絡する必要がある際は、ぜひ参考にしてみてください♪(久保 葵)
情報提供元/エアトリ