「脆弱」って正しく読めますか?「きじゃく」じゃないよ

「脆弱」って正しく読めますか?「きじゃく」じゃないよ


日本語って、けっこう奥が深いものです。普段なにげなく口にしている言葉でも、じつは読み方が間違っていることって意外とありますよね。
たとえば「柔和」「分娩」。それから「既存」「摘要」など。これらは社会人ならわりと頻繁に見かける言葉ですが、間違って読んでいることも多いものです。
そんな読めそうで読めない日本語クイズ、本日のお題はコチラです。

脆弱

「脆弱」
この日本語、なんと読んでいますか?

「脆弱」という言葉の意味は、「もろくて弱いこと。また、そのさま」(小学館デジタル大辞泉)というもの。パソコンのウイルス対策などでよく使われます。

たとえばパソコンが古くてウイルスが侵入しやすくなっている場合、「このシステムはウイルスに対して脆弱なので、アップデートしましょう」なんて言われることが多いでしょう。
脆という字に危険の「危」が入っているので、「きじゃく」と読んでしまいたくなりますが、この読み方は間違いです。

では、いったいなんと読むのでしょうか? 正解は……コチラ。

 

脆弱の読み方

「脆弱」の読み方は、「ぜいじゃく」でした。
この言葉が使われるのは、もちろんパソコン関連だけじゃありません。雨などで陥没しやすい土地を「脆弱な地盤」と呼んだり、いまいち連携がうまくいかないチームに対して「チームワークが脆弱」なんて言ったりする場合もあります。

「きじゃく、と打っても変換候補が出てこない」と悩んでいた人は、次から「ぜいじゃく」と打ってみてください♪

日本語クイズは毎朝6時に更新中! 他の問題にもどんどんチャレンジしてくださいね!(豊島オリカ)

 

 

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