【LINE心理学】「あれ?怒ってる?」と警戒した方がいいLINEのやりとり

LINEで「怒ってる?」と警戒した方がいいやりとり4ポイント


LINEする女性

LINEをしている最中に、「あれ? 何かちょっと返答が微妙だな……」と感じたことはありませんか?
それはもしかしたら、相手を怒らせてしまったのかも。でも、なかなかそこに気がつくのって難しいですよね。そこで今回は、相手が怒っているかも……」と警戒したほうがいいやりとりをLINE心理学としてご紹介いたします。

 

■突然返信がなくなる


例えば、友人などと楽しくLINEをしている最中、相手のLINEに対して返答をしたのに、突然、そこでブツリとやり取りが終わった、なんて経験はありませんか?
この場合、相手のLINEに対するあなたの返信において、ミスコミュニケーションがあった可能性が高いと言えます。心理学的に無言や無視は「怒りを理解してほしい」という“拗ねた”状態だと考えられます。あなたのLINEの中で何がまずかったのかを探し、自信がなくても一旦謝ってみましょう。勘違いだったとしても特に損はないはずです。

 

■そっけないやりとりが続く


例えば、仕事などで忙しくて彼氏からのLINEに、そっけない返答をしてしまった、なんてことはありませんか?
もしもこの場合に、彼氏からもぶっきらぼうで短いフレーズのLINEが返ってきたとすれば、それは“寂しさ”からくる怒りの表出だと考えて差し支えないでしょう。心理学には「返報性」という情動の動きがあり、やられたらやり返そうという心理が働くのです。そのままにしておくと、エスカレートしていく危険性も。そのため、忙しくなくなったらきちんとフォローを入れるようにしましょう。

 

■急に長文で理屈っぽい


例えば、ある日突然友人から長文で理屈っぽいLINEが届いたとしましょう。
きっとあなたは驚くかもしれません。しかし、覚えていないだけでその友人を不愉快にさせていた可能性も考えられます。そのLINEの意図は、おそらく“過去の非”を理解して謝ってほしい、というものです。心理学においては、自分の感情を吐き出して鎮静化する心の動きを「カタルシス効果」と言います。過去の怒りをどうしても伝えてはっきりさせたいという状態なので、よほど理不尽な内容でない限りは、ひとまず素直に謝っておくのが吉です。

 

■疑問形で割り込む


彼とLINEをしている最中に、自分の話の途中で感情的に疑問形で割り込まれたことってありませんか?
具体的には「こないだ男友達と飲みに行ったときに…」とLINEした際に「そいつと仲いいの?」といった内容です。この状況はかなり危険だと言えます。心理学においては、愛と怒りは似た感情であり、表裏一体だとされます。そのため、彼はあなたに対して「愛してほしい」と怒っているのです。

 

 

心理学において、怒りはしばしば“感情の蓋”だと表現されます。蓋を開けると、中には必ず何かしらの感情が詰まっているからです。理解してくれない、悲しい、愛してくれない……そんな強い感情が、形を変えて“怒り”として表出されるという訳ですね。直接対面している場合は何となく察しがつきますが、LINEの場合だとなかなかそれに気づくのは難しいもの。相手の感情を逆なでしないためにも、マスターしておきたいテクニックですね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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