「若干」の読み方、知っていますか?
突然ですが、日本語クイズのお時間です。
世の中には、簡単に読めそうでなかなか読めない、そんな日本語が意外とたくさんありますよね。
たとえば、「所以」、「流石」、「刷新」、「慶弔」……などなど。これらの中にも、「見たことはあるし読めそうなのに、いざ読もうとするとちゃんと読めない」という言葉がまぎれていたりしませんか?
そんな「読めそうで読めない」日本語クイズ。本日のお題はコチラです。
「若干」。この言葉、なんと読むのでしょうか?
漢字だけ見れば「若」も「干」も超簡単、かつおなじみの文字ですよね。でもこの2文字が合体すると……急に読めなくなってしまうかも。
若いは「わかい」、干すは「ほす」と読みますが、もちろん「わかほ」や「わかほし」なんて読み方ではありません。
では、正解を見てみましょう。正解はコチラ。
「若干」の読み方は、「じゃっかん」でした。
小学館デジタル大辞泉によると、「若干」の意味は次のとおり。
「はっきりしないが、それほど多くはない数量を表す。いくらか。少しばかり。多少。」
文章や会話では、「若干の問題がある」とか「若干、時間がかかります」といったふうに使います。求人広告で「募集人数:若干名」と書かれているときは、「はっきり何人と決まっているわけではないけれど、何名かを採用します」という意味なのですね。
もやもやがスッキリに変わるCanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中。明日も遊びに来てくださいね!
(豊島オリカ)