「数珠」の正しい読み方、知ってる?
よく見かける言葉なのに、あらためて考えてみると読み方が分からない。そんな日本語ってありますよね。
たとえば、ビル街で見かける「定礎」。
ビジネスメールで見かける「何卒」や「添付」。
100均アイテムやマスクのパッケージで見かける「不織布」……など、世の中には意外と読めない日本語があふれています。
そんな、読めそうで意外と読めない日本語クイズ、本日のお題はこちらです。
「数珠」という日本語。これは、ひらがなで書けばあなたも絶対に知っているであろう、とあるアイテムを指す言葉です。
このアイテムが一番よく使われるのは、お坊さんを呼ぶような葬祭や法事のとき。ブラックフォーマルな装いに付属するアイテムでもあります。
さらに身近なところでは、ヘアアレンジの説明で「ゴムを使って後ろ髪を数珠つなぎにする」なんていうふうに使われてもいます。
……もう分かりましたね? では正解を見てみましょう。
そうです。「数珠」の読み方は、「じゅず」でした。
数珠とは、仏様を礼拝するときに手にかける仏具のこと。
小さな玉をつないで輪にしたものですが、じつはこの玉の数、百八煩悩を取り除くためにちょうど108個になっているんですって。(※宗派によって数が異なる場合もあります。)
身近なものに意外な発見がある、日本語クイズ。明日も朝6時に更新予定♪ また遊びに来てくださいね。(豊島オリカ)