「襠」って正しく読めますか?
ずっと日本で暮らしていても、知らない漢字はまだまだありますよね。その中には、ひらがなで書けば誰もが知っているような言葉も結構多いもの。たとえば「乍ら」「鐚一文」「遖」など。
そんな「知っているのに読めない」漢字シリーズから、本日のお題はコチラ。
「襠」。
画数は多いし、見たこともないような漢字です。でもじつは、こちらもひらがなで書けば誰もが知っている日本語なのです。いったいなんと読むのでしょうか?
■ここでヒント!
読み方を推理するヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「襠」の意味は次のふたつです。
(1)衣服や袋物などの布幅にゆとりを持たせるために補う布。袴(はかま)の内股(うちまた)や羽織の脇(わき)間などに入れる。
(2)かばん・ランドセル・財布などの側面で、厚みになる部分。口の開閉に伴って、その部分の革や布が折れ曲がったり伸びたりするものもある。
私たちにとっておなじみの日本語で、上記どちらの意味でもよく使われています。ショッピングの際に「このバッグは襠があるから、荷物がたくさん入るかも」なんて考えながら選ぶ方も多いはず♪ ちなみに読み方は「○○」の2文字です。
……正解が推理できましたか? ではこの辺で正解を見てみましょう!
■正解は、こちら!
「襠」の読み方、正解は「まち」でした。漢字は知らなかったけれど、バッグを買うときは必ず「まち」をチェックするという方は多いのではないでしょうか♪
CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中です。他の問題もどんどん解いてみてくださいね。(豊島オリカ)