「どようのうし」って漢字で書ける?もちろん「土曜の牛」…じゃないよ!

「どようのうし」って漢字で書ける?「土曜の牛」じゃないよ!


世の中には、読めそうで読めない漢字や、よく見かけるのに書こうと思うと書けない日本語が結構たくさんありますよね。
たとえば、「のうさつ」「あいまい」「(我に)かえる」……などの日本語は、簡単そうなのに書こうと思うと意外と書けない日本語なのではないでしょうか。
そんな意外と読めない・書けない日本語クイズ、本日チャレンジしていただくのは、こちらです。

 

「どようのうし」。

 

うなぎ
(c)Shutterstock.com

うなぎを食べることで有名な、「どようのうし」
よく知っているはずなのに、書こうと思うと「意外と書けない!」なんてモヤモヤする方も多いのではないでしょうか。
いちばん間違いやすい漢字は、おそらく「土曜の牛」というものでしょう。ついついこう書きたくなっちゃいますが、じつはこの漢字ではないのです。
では、正しくはどう書くのでしょうか? 正解を見てみましょう。

 

どようのうし

「どようのうし」の正しい漢字は、「土用の丑」でした。

ついでに「土用」や「土用の丑」の意味と日付はコチラ。

 

「土用(どよう)」
雑節の一。1年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前各18日間。

「丑の日(うしのひ)」
十二支の丑にあたる日。とくに夏の土用の丑の日と寒中の丑の日をいう。

 

なんだか難しい言葉が多くて頭がごちゃごちゃしてしまいますが……、情報をまとめると、「土用の丑」とは、立秋の前(夏)に訪れる「土用」という期間の中の、「丑の日」という特定の日を指しています。
日本では昔から、この「土用の丑」にうなぎを食べたりお灸をすえたりする風習がありました。

ちなみに2019年の「土用の丑」は7月27日(土)です。
今年はたまたま土曜日ですが、「土用の丑は土曜日」というわけではありません。間違って覚えてしまわないよう、くれぐれもご注意を♪
(豊島オリカ)

 

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