好きな人にだけ、LINEで無意識に行ってしまう4つのこと【恋愛心理学】

好きな人にだけ、LINEで無意識に行ってしまう4つのこと【恋愛心理学】


好きな人には、何とかして接点を持ちたいと思うのが人情というもの。でも、なかなか直接声をかけたりするのはハードルが高いですよね。そんなときに便利なのが、何といってもLINE。

そして、人には「気になる人にだけついやってしまうLINEアクション」があるのです。そこで今回は、好きな人にだけ無意識にLINEで行ってしまうことをご紹介いたします。

好きな人にだけ

■既読になるのが早く、すぐに返信する


好きな人からのLINEは、たとえどんな内容であっても嬉しいもの。何とも思っていない人からのLINEだったら、忙しければ後回しで開封するものの、好きな人からだったら話は別ですよね。

認知心理学によると、人は常に膨大な情報に触れる中で、それらをすべて処理しているわけではなく、自分にとって必要な情報だけを選択しているとされています。つまり、気になる情報にだけ注意が向くとされるのです。これを集中的注意と言います。好きな相手であれば、当然他の情報よりも優先的に意識が向くため、どうしても既読になるのが早く、すぐに返信してしまうのです。

 

■画像付きのLINEを送る


あなたは気になる異性に、画像つきのLINEを送ったことはありませんか? 実はこれって心理学的にも無意識にやってしまいがちなアクションなのです。

好きな相手に対しては、あたかも一緒にそこにいたかのように情報を共有したいという心理がはたらきます。そうすることで、疑似的に共通の体験を積み重ねたくなるのです。このことを心理学用語で共有意識と言います。相手と親しくなりたいという思いから、画像を送って共有意識を持とうとするのは、当然のことなのです。

 

■自分の日常をLINEで報告する


好きな相手に対しては、例えたいした連絡や重要な話題でなくても、自分に起きたことを報告したくなってしまいますよね。相手にとっては迷惑かもしれないと思っていても、ついついやってしまうのはなぜでしょう。それは、相手にとっての自我関与を高めていきたいからだと言えます。

自我関与とは、自分の領域や自分に関係があることを考えたり意識することです。簡単に言ってしまえば、相手にまつわることを考えている時間そのものです。好きな相手には、日常の中で自分のことを考える時間を持って欲しいもの。そういった時間を少しでも増やしたいという気持ちから、自分の日常をLINEしてしまうのです。

 

■相手と同じLINEスタンプをダウンロードする


好きな人や友達同士の関係などにおいて、同じアクセサリーやアイテム、共通の趣味を持ったりしたことがあるかと思います。実は、これはLINEにおいても当てはまる心理現象なのです。これを心理学者ソロモン・アッシュは同調効果と定義し、相手に自分と共通の事柄があると安心感や親近感を覚えると提唱しました。そして、人は人の意見や価値観に対して同調してしまう習性があると言われています。そのため、気になる相手が使用しているLINEスタンプと同じものをダウンロードしてしまいたくなるのです。

 

好きな相手に対しては、他の人と異なった特別なアクションを起こしてしまいがちですよね。特に、LINEといった相手の状況や表情が見えない場なら、なおさらのことです。でも、それゆえに相手の立場を考えず、一方的な独りよがりのコミュニケーションになってしまうことも少なくありません。好きな人には、何でもついやり過ぎてしまうもの。行動を起こす前に、これって迷惑じゃないかなと一度立ち止まって考えてみることも忘れずに。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。

 

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