「恋愛したいけど面倒!」なあなたへ。疲れずに恋愛する4つのコツ【恋愛心理学】

「恋愛したいけど面倒!」なあなたへ。疲れずに恋愛する4つのコツ


恋愛してるって素敵!という意見もある一方で、恋をするのは意外とエネルギーがいる行動。そして、実際に恋をした結果、疲れて途中でやめたくなることも少なくありません。できれば、楽して恋愛したいというのが実情なのではないでしょうか。

そこで今回は、「恋愛したい気持ちはあるけど、いろいろ面倒くさいな」と思う人に試してほしい心理テクニックをご紹介いたします。

疲れない恋愛
(c)Shutterstock.com

■好かれるのは簡単。とにかく異性をほめること


異性から好かれようとするのは、とかく大変で面倒なことだと思う人は少なくないと言えます。それが心理的障壁となり、アクションを起こすのがためらわれることもしばしば。

しかし実は、異性から好かれるのは簡単なことなのです。その方法はシンプルに、相手をほめること。人には自己是認欲求という基本的な欲求があります。誰でも自分をプラスに評価し、自尊心を高めたいと思っています。しかし、社会生活をする上ではこの欲求を満たすことは、かなり難しいのが実情。そこで、相手をほめることができれば、自分を理解してくれたという気持ちから恋愛感情に発展していくケースが非常に多いのです。

 

■自分に似ている人という印象を持たせる


ある心理調査によると、恋人に求められるものとして挙げられた条件1位と2位は、安心感を与えてくれることと、フィーリングが合うことのふたつでした。このことから、人は類似点や共通点を相手に見つけると、心のガードが緩む傾向があるのです。つまり、ライフスタイルや趣味嗜好が似ている相手には、自然と好意を示してしまうのです。そのため、恋をすることのコストを下げる方法としては、相手に自分と似ている人だという印象を持たせることが有効なのです。

 

■相手と同じものを好きになってみる


とはいえ、相手に似ているように振る舞って見せるのは疲れるという意見もあるかもしれません。そんなときには、相手と同じものを好きになってみましょう。相手の好きな趣味や映画、アーティストなどを好きになるだけ。そうすることで、同じものが好きだという同志感が生まれて、好意を持たれるように。これは心理と行動を、負担と報酬により考える社会的交換理論からも説明できます。同じものが好きな人は、自分の意見が正しいのだという社会的支持が得られるため、大きな心理的報酬になるのです。特に、異性からの支持は同性以上に自信をつけるのに役立つのです。

 

■相手に拒否されることは、実はチャンスの到来!?


一般的に考えて、相手から拒否されることは、大きなストレスを感じてしまうもの。恋愛をする上でハードルが高いと感じる人のほとんどは、この拒絶が怖いからという理由によるもの。しかし逆説的ですが、大きな要求をして相手にノーと言わせて罪悪感を持たせ、すかさず小さなお願いでたたみかけるというテクニックもあります。これを心理学では、シャット・ザ・ドア・イン・ザ・フェイスと言います。

相手がノーと言えなくなるのには、3つの理由があります。それは相互譲歩、罪悪感によるしょく罪、自己修復のための表現欲求です。拒否をしてしまうと、相手に対して譲らなければならないという償いの気持ちによって、自分の良心のかしゃくを修復しようとするのです。そのため、相手から拒否されることは、実はチャンス到来とも言えるのです。

 

好きになった相手を振り向かせるために、プレゼントしたり優しい言葉を選んでかけてあげたりして、恋愛のきっかけをつくろうとする人は多いもの。しかし、相手の中に好意が芽生えなければ意味のない行為のまま終わってしまいます。

そんなときに覚えておきたいのが、恋愛は共同的人間関係であるということ。共同的とは、損得に対してアバウトに対処し、相手が喜ぶことを自身の喜びとするような人間関係で結びついていくことです。そうすることで、心理的なコストをかけずに恋に向かっていけるでしょう。(脇田尚揮)

 

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。

 

 

 

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