「煩わしい」って当然読めますよね?
絶対知っている言葉なのに、漢字で書かれると分からない。そんな言葉って結構ありますよね。たとえば、「湯湯婆」、「黒子」、「団扇」、「束子」、「忽ち」、「漸く」、「暫く」、「円やか」、「拗らせる」、など。
知っているのに読めない日本語シリーズ、今回のお題はコチラ!
「煩わしい」って、なんと読むのか、わかりますか?
「うるわしい」「いかがわしい」……残念、どちらも不正解。
ヒントは使い方にあります。たとえば、
「煩わしい仕事があるから、明日は会社に行きたくない」
「詮索されるのって、ほんとに煩わしい」
「しつこい人って煩わしいよね」
なんてときに使いますよ。
もうわかりましたね? 正解は……
「煩わしい」の読み方は、「わずらわしい」でした!
小学館『デジタル大辞泉』によれば、意味は次のとおりです。
(1) 心を悩ましてうるさい。面倒で、できれば避けたい気持ちである。
(2) こみ入っていて複雑である。
(3) 気をつかわせられる。
(4) からだのぐあいが悪い。
仕事や人間関係では、ときに煩わしいことも起きる毎日。大変だけど、日本語クイズで頭をちょっとリフレッシュさせて、またがんばりましょう!(豊島オリカ)