就活シーズンなどになると使われる、ある単語。
大辞泉によると「稲の収穫前に、その田の収穫量を見越して先買いすること」そこから転じて「企業が人材確保のため、卒業予定の学生の採用を、早くから内定すること。卒業前の学生を実る前の稲に、能力を収穫量にたとえた語」という意味です。
それが今回の問題。
Q.「青田刈り」と「青田買い」正しいのはどっち?
文化庁が発表した「国語に関する世論調査」では、「正しいほう」を使う人が47.4%、「誤ったほう」を使う人が31.9%という結果が出ています。
さて、あなたはどちらだと思いますか?
正解は……。
「青田買い」です!
ちなみに「青田刈り」の意味は「稲が未熟なうちに刈り取ること」。近年では「青田買い」の誤りとして使われてしまっていることもありますが、本来正しいのは「青田買い」です。
現在大学3年生である、2020年卒の就職活動は3月に採用情報が公開されたばかり。もしかするともうインターン選考などで「青田買い」されている学生さんもいらっしゃかもしれませんが……いずれにせよ、この言葉を使う際にはお間違いなく!(後藤香織)
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