意外と知らない!「コールスロー」って要するに何?
サラダの一種「コールスロー」。
なんとなく「コールスロー」と聞くと、こんな感じの画像が頭に思い浮かぶのではないでしょうか。
ケンタッキーフライドチキンのサイドメニューでも人気ですし、きっと一度は食べたことがある「コールスロー」。
でも、具材やら味つけやら、いったい何を使っていたら「コールスロー」と呼ばれるのでしょうか?
野菜ソムリエアワードにて全国優勝経験があり、食の情報を発信し続けるWEBメディア「365マーケット 食オタMAGAZINE」の編集長を務める、食に関して広い知識を持つ「食のオタク」である野菜ソムリエ、藤田久美子さんにうかがいました。
「コールスロー」って、どんな材料でどんな味つけ?
「コールスロー」は、本来「キャベツを細かく切って、マヨネーズ等であえてあるもの」です。
18世紀頃にオランダ語の「koolsla(コールスラ)」から変化したもので、「キャベツサラダ」という意味です。
そのため、本来の具材は「キャベツ」なのですが、最近は人参やコーン、紫キャベツ、セロリなど、いろいろな野菜が入っている場合もあります。
また、調味料もマヨネーズだけでなく、マスタードやカレー粉などを混ぜることも。
食べる数時間前にキャベツなどの具材をマヨネーズドレッシングとあえて、味をなじませておくのが基本的な作り方です。
ちなみに、コールスローと同じでキャベツをメインの具材として使うドイツの料理「ザワークラウト」は、漬物。塩で揉んで水抜きして、乳酸菌で発酵させたものです。
365マーケット 食オタMAGAZINE編集長 藤田久美子さん
野菜ソムリエ、健康マスターエキスパート、健康経営アドバイザーの資格を持ち、食のオタクが集まり食の情報を発信し続ける「365マーケット 食オタMAGAZINE(https://media.365market.jp/)」の編集長を務める。
第5回野菜ソムリエアワードで6万人の中から優勝した経験を持ち、その知識の広さには定評がある。
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