第一印象でスタートダッシュ!確実に好印象な第一印象テクニック

第一印象でスタートダッシュ!確実に好印象な第一印象テクニック


女性

 

第一印象は、その後の対人関係のスタートダッシュにも足枷にもなるもの。いいイメージなら問題ないのですが、悪いイメージを持たれると、覆すのはなかなか難しいですよね。では、第一印象をよくするにはどうすればいいのでしょう。そこで今回は、「確実に好印象を抱いてもらえる第一印象テクニック」をご紹介いたします。

 

■初対面ですぐに3秒間の握手をする

自己紹介の勢いで、いけそうなら握手をしてみましょう。ただ手を握るだけでなく、できれば3秒間の力強い握手を心がけてみて。スウェーデンの精神科学者アストロムの研究によると、ぐっと力を込めて握手する人は情熱的で信頼できる人だと言う印象を持たれると結論づけました。握手をするだけで相手の信頼を勝ち取ることができるのだとすれば、実践する価値はあるはずです。

 

■より丁寧にお辞儀をする

第一印象は相手の記憶に強く残るもの。その後の関係を良好にするために必要なのは、ずばりお辞儀のしかたです。心理学者メラビアンは、言葉以外の非言語コミュニケーションが人に与える影響の重要性を説きました。丁寧なお辞儀を心がけるだけで他の人よりもいい印象を持たれやすくなるでしょう。一般的なお辞儀の角度は15度だとされますが、やりすぎない程度により深々と頭を下げると、より「丁寧な人だな」という印象になるかもしれません。

 

■会話の終わりを無言の「い」で締める

第一印象をよくするための究極のテクニック、それは何といっても笑顔です。心理学者ハーカーケルトナーは、笑顔を見せている人は笑顔を見せていない人に比べて魅力的であると結論づけました。自然な笑顔は、好印象を与える上で最大の武器なのです。また、アメリカの心理学者ストロングは、顔写真の印象における考察で、口を開けている人は好感度が高いという結果を導き出しました。もしもあなたが笑顔をつくるのが苦手だとしたら、会話の終わりに声を出さない「い」を付け足してみましょう。そうすることで、笑顔に近い口の形で発言が締めくくれて、温かく社交的で人当たりがよいという印象になるはずです。

 

■与えたいイメージに合わせてメガネを活用する

認知バイアスと呼ばれるものがあり、これは対象者が持つ目立ちやすい特徴に引っ張られて、その他の評価が歪められて認識される現象のことを指します。そして、これがプラスに作用するケースをポジティブハロー効果と言います。これを活かすことで、あなたの第一印象をあるアイテムを使って、いいものにすることが可能なのです。使いやすいものだと例えばメガネ。丸みを帯びたものなら柔らかな印象が、奇抜なものなら尖った印象が、シャープなデザインなら頭のよさそうな印象が与えられ、フレームのデザインによって相手に与える印象を操作できるのです。

 

人は見た目ではないと一般的には言われるものの、心理学の世界では、出会って数秒でその人の印象の9割が決まるとされます。そのため、第一印象でマイナスイメージを植え付けてしまうと、後から巻き返すのは至難の業。いかに第一印象が大切かわかりますよね。第一印象がより良くなれば、仕事も恋愛ももっと素晴らしいものになるはずです。初対面の相手と会うときには、上記のことを意識してみてはいかがでしょう。

(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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