さらに魅力的になるために! ポテンシャルを高めるための自己暗示法
自分で自分自身の能力を高めたり魅力的な性格に変えることができれば、こんなに素晴らしいことはありませんよね!? でも、人間は弱い生き物。なかなか「変わろう!」と思っても、そんなに簡単にはいかないのが実情。でも、やり方次第でガラリと変われてしまえるのです。そこで今回は、さらに魅力的になるために「ポテンシャルを高めるための自己暗示法」をご紹介いたします。
■頼まれたら即決することを心がける
人間誰でも完璧ではありません。自分に自信が無い要素のひとつやふたつはあるもの。でも、ネガティブな側面ばかりを見ていると、ポテンシャルを上げることはできません。そんなときに使えるテクニックがあります。そのひとつに「頼み事を1秒以内にYESと言う」というものがあります。1秒とは、ほんの一瞬ですが、何かを指示されたときに、考えていたのでは間に合いません。このような瞬間的な返答においては、ネガティブな考えを持つ余裕がないため、脳が肯定的な状態のまま自然と身体が動くことになります。そのため、相手に「この人はすごい!」と思わせることが可能となり、自分でも「自分はデキる」と思えるのです。
■やりたいことは自分に宣言する習慣を
人はやる気がでないときに「めんどくさい」と思えば思うほど、心が疲弊してしまいます。「おもしろくない」「疲れた」といったネガティブな言葉を口に出しやすいかもしれません。でもそうすると、自分で言ったその言葉がきっかけで、ますます悪循環に陥るような行動を起こしてしまうもの。そんなときは“あまのじゃく”でいきましょう。これは嫌いなものでも「好き」と口に出していると、本当に好きになってしまうようになるというテクニックです。ポジティブで能動的な言葉を使うよう意識すると、それに合わせて潜在意識も働いてくれるようになるはず。
■頑張った後には必ずご褒美を
人の欲求の基本は、楽しいことや誘惑に弱い性質だと言えます。そんな誘惑だらけの日々で目標に向かっていくには強い意志の力が必要かというと、そうでもありません。実は誘惑はモチベーションにもなるのです。“ご褒美”がなければ、何かをやろうと思ってもなかなか腰が重くなるもの。自分を動かすためには、どんなご褒美をどれだけ用意しておくかが重要です。自分の目の前にご褒美というニンジンをぶら下げ、それを楽しみに励むことでいつの間にか頑張れてしまうはず。
■目標設定は「できそうでできない」ものを
どんなに上昇志向の持ち主でも、夢を叶えるにはその目標設定の仕方がとても重要となってきます。高すぎて手の届かなそうな目標だと、頑張っても達成できそうにないとめげてしまうことも多いもの。反対に、簡単すぎる目標も、やる気がしぼんでしまいますよね。そのため、目標は「なるべく手が届きそうで届かない」というレベルに設定しておくことが大切。だいたい70~80%の力を出せば達成できるといったものが理想的。そして、達成したらすかさず次の目標を設定することで、あなたはいつの間にかとてつもない結果を出しているでしょう。
おわりに
“自己暗示”と聞くと、何だか難しいもののように感じますが、行動や考え方を自分でコントロールするというのがその考え方の根底です。日常生活の中で習慣化すれば、いつのまにか自然にできてしまうものだとも言えます。一見、非日常的な行動でも、慣れてしまえばそれが当たり前になるため、そこに苦しさやつらさはありません。自分に暗示をかけることができるようになれたら、きっとあなたはいつの間にか魅力的に変われているはずです。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。