「今日の会議はコンセンサス方式で行います」今さら聞けないビジネス用語の意味わかる?
街にはクリスマスソングが流れ、イルミネーションがキラキラと輝く12月。忘年会などイベントごとも多く、年末に向けて楽しいことばかりだという方も多いかもしれません。しかし同時に、インターン等の活動を始める学生が増える時期でもあります。
そんな学生さんや、もちろん社会人の皆さんにも、知っていてあたりまえ、今さら人には聞けないビジネス用語をレベル別に3つ紹介! 全ての意味がわかるかチェックしてみてください♪
第一問
レベル★☆☆ リマインド
例文 「今度の予定のリマインドよろしく」
これは学生の皆さんもよく使っている言葉ではないでしょうか。
答えは……
【思い出させること】です。
リマインド 【remind】
思い出させること。思い起こさせること。デジタル大辞泉より引用
つまり上の例文は「今度の予定の再確認をよろしく」という意味になります。
ビジネス用語として紹介しましたが、スマホのリマインダー機能など日常的にも使われている言葉です。
これは簡単でしたかね?
次はレベルアップしてもう少し難しくなりますよ。
ふたつ目はこちらです。
第二問
レベル★★☆ コンセンサス
例文 「今日の会議はコンセンサス方式で行います」
コンセントではありませんよ。
答えは……
【意見の一致。合意。】です。
コンセンサス 【consensus】
意見の一致。合意。「社内の―を得る」デジタル大辞泉より引用
つまり上の例文は「今日の会議は全会一致方式で行います」という意味になります。
ちなみに似た単語のコンセントには同意という意味もありますが、ビジネスシーンではコンセンサスを使うのが無難でしょう。
どうでしたか? 段々と難しくなってきましたね。
続いては最後の用語です。
第三問
レベル★★★ バッファ
例文「バッファがあるから大丈夫」
音楽家のバッハではありませんよ。これはちょっと難しいかもしれません。
答えは……
【記憶装置。保存領域。】です。
バッファー‐きおくそうち 〔‐キオクサウチ〕 【バッファー記憶装置】
コンピューターで、動作の異なる二つの処理システム間で、データ処理速度や処理を行う時間の違いを調整するため、一時的に記憶を蓄える装置。緩衝記憶装置。バッファーメモリー。デジタル大辞泉より引用
このように、もとともコンピュータに関する用語でしたが、最近は「ゆとりがある」という意味でビジネス用語として用いられることが多いです。
つまり上の例文は「余力があるから大丈夫」という意味になります。
「バッファはあります!」と答えると、サポート役も任せられるかもしれません。
今回は以上3つのビジネス用語をピックアップして紹介しました。
どうでしたか、全てわかりましたか?
今回紹介したような用語や、当たり前のように使っている言葉でも、案外意味を取り違えていることは多いです。仕事上で、知ったかぶりをして大きなミスをしてしまう前に、素直に周りの人に聞いてみるのも大切かもしれませんね。(佐々木雪乃)