上下ともに黒アイテムでまとめる大人っぽいオールブラックコーデを「春夏」「秋冬」の季節別にピックアップ! 肌見せや抜け感が重要な「全身黒コーデ」は、洒落感や大人っぽさを印象づけたいシーンに大活躍♡ 今回は、簡単にマネできるおしゃれな着こなしを紹介します。
全身黒コーデを上手に着こなすコツ
上下黒のアイテムを今っぽく着こなすなら組み合わせる素材感を意識してみて。トップスはシアー、スカートはレザーなど異素材を合わせることで軽さが生まれ奥行きのあるコーデに仕上がります。透けニットを合わせたり足首や手首が見える丈感にするなど、少しの肌見せがあると軽さがプラスできます。
キャスケットやベレー帽などの帽子や、ミニバッグなど小物をアクセントにすると地味見えしない黒コーデが完成します。小物までこだわってる感を出すのが手抜きに見せないポイント!
スタイリスト直伝♡洗練オールブラックコーデ
旬のトレンドコーデとして、CanCamの誌面でも度々紹介してきた「オールブラック」の着こなし。実際のところ、ただ黒でまとめればいい…というわけではないのですが、コツをつかめばあか抜けた黒コーデはとっても簡単♡
<全身黒コーデの3つのポイント>
①ロングシルエットには水玉など柄モノでメリハリを
②異素材を組み合わせて透け感や奥行きを出す
③ヘルシー&さりげない肌見せでコーデに軽さを
ベーシックで昔から愛用していた「黒」だからこそ、ちょっとした”今っぽさ”がものすごく大事な色でもあるんです。ベレー帽など、帽子を足すのも黒コーデが無難に見えないポイント。いつもより小物を少し多めにすると、手抜き感がなくなります(スタイリスト・たなべさおり)
失敗しない全身黒コーデのポイント
- 全身黒はシアーやレザーなど異素材の組み合わせで奥行きを出す
- 帽子など小物をプラスすると地味になりすぎない全身黒コーデに
- 全身黒コーデはドット柄など柄物を合わせるのもおすすめ
- 黒ワンピは透け感や少しの肌見せで軽やかな印象がプラスできる
【春夏】全身黒コーデ
【1】レザー小物で全身黒コーデを上品に仕上げる
黒シャツ×タイトスカートで、すらっと細身のシルエットをメイク。スカートは7分丈を選んで肌見せすることで、オールブラックでも軽やかに仕上がります。爽やかな白のハンドバッグも、黒コーデに抜け感を与えてくれるアイテム。足元はこっくり深みのあるブラウンカラーのローファーで、軽さ&エレガントムードを醸して。
【2】小物を効かせて黒ワンピを辛口に着こなす
シンプルながら抜群の存在感を放つ、フィット&フレアのブラックドレス。ベルトでウエストマークすることで、メリハリのある着こなしに。パンチのあるゼブラ柄ショルダーバッグとシルバーリングをキリリと効かせて辛口に仕上げて。
【3】きれいめベージュバッグでオール黒コーデを格上げ
黒ニット×パンツのワンツーコーデ。色味を抑えた分、バレルパンツなどトレンドのデザインで遊ぶのが正解。さらっとカーディガンを肩がけすれば、大人の余裕も漂います。チラリと覗かせたロゴやベージュのバッグをアクセントに。
【4】リボンやプリーツなど甘めモチーフは黒で大人っぽく
繊細なマジョリカプリーツのワンピースはシルエットも完璧。オールブラックでビッグリボンをモードに振って、華奢なストラップサンダルで大人っぽく。差し色にパープルバッグを加えると女らしいアクセントがONできます。
【5】大人っぽい黒のレースワンピに差し色バッグを効かせて
シックで大人っぽい黒ワンピは、深めのVネックで色っぽさも倍増。ティアードデザインになっているから、品よく裾が揺れる姿も目を惹きます。華やかなワンピースにフラットシューズを合わせる今どきバランスでおしゃれ上級者に。バッグはあえてのブルーを差し色に、立体感のある黒コーデを完成させて。
【6】甘フォルム×リボンでオールブラックを刷新
パフスリーブにリボン、花柄など、甘めディテールでオールブラックコーデを更新。ふんわりしたシルエットのトップスを選ぶことで、全身黒もどこか優しげに決まります。スカートや靴はあえてシンプルなもので、主役トップスをしっかりと引き立てて。ライトグリーンのバッグで春らしさもトッピング。
【7】ボーダーやフリルのフレンチシックなモノトーン
タイムレスな華奢ボーダーを主軸に、首や袖口からレースをチラ見せして今っぽく。トップスはタックインしてメリハリをつけることで、ボリューミーなフレアスカートもスタイルよくきまります。スカートや小物はシックに黒でまとめてパリっぽく。
【8】全身黒コーデにドット柄でリズムをつけて
レディなブラウスは、バルーン袖とスリムな身頃のコントラストが◎。ボトムに黒スカートをなじませて品よくかわいく着こなして。大きめな甘ドットでも、黒ベースなら品よく引き締まった印象に。カゴバッグで爽やかさを上乗せしたら、持ち手に巻いたスカーフで遊び心を。
【9】ペプラムトップス×ミニボトムの今っぽ黒コーデ
ブラックペプラムで、かわいげとモードな印象を両立したミニボトムコーデに挑戦。デコルテラインを美しく強調するブラウスが、洒落感のある甘めモノトーンコーデを叶えてくれます。タイツまで黒でまとめたら、白カーデで抜け感を意識。
【10】上下黒の着こなしにBIGバッグでアクセントを
黒ニット×スカートのオールブラックコーデは、大胆な脚見せやスーパービックバッグで差をつけて。光を反射して繊細に輝くワイヤーバッグなら、品のある派手さが手に入ります。バッグにインパクトがある分、アクセはあえてのナシで引き算を。
【11】小物も黒で大人かわいい黒ワンピースコーデに
異素材MIX×オールブラックのキレ味で、“甘く着ない”色っぽリボンコーデが完成。引き続き流行中のキャミワンピも、リボン付きで旬顔にアプデ。ベロアで品よく、シアーで色っぽく、小物までオールブラックでまとめてシックに仕上げて。
【12】短めブラウスやカーゴでトレンドの全身黒コーデ
おめかし気分が盛り上がるギャザーブラウスは、きれいめにはけるハンサムカーゴで力まずレディに。フェミニンブラウスとラフなカーゴパンツの今っぽコンビで、オールブラックコーデにミーハー感も演出できます。足元はパープルのパンプスで、こなれた印象に。
【13】ドット柄や白パンプスで全身黒コーデに抜け感を
きちんとシーンに頼れるモノトーンを、ドット柄パンツとツイードジレでファッショナブルにアップデート。黒Tシャツにジレを羽織ればきれいめなムードもばっちりです。バッグも黒を合わせた黒多めモノトーンは、足元の白パンプスで爽やかさをプラスして。
【14】ショートパンツをシックな黒でまとめて大人っぽく
フレッシュなショートパンツをシックな黒でまとめて大人のかわいげをアピール。袖コンシャスなブラウスで、シルエットにメリハリを加えると華やかに決まります。千鳥格子柄のバッグでレディに仕上げたら、安定の黒やジャケットを合わせできちんと感は死守。
【15】ワイドパンツやロゴトップスのリラクシーな黒コーデ
モノトーンがグッと洒落るロゴスウェットに、こなれたワイドパンツを合わせたトレンドスタイル。パンチのあるレオパード柄バッグでスパイスを効かせるとコーデのメリハリも◎。スエットを取り入れた大人カジュアルは、アクセサリーみたいなサイズ感がかわいいミニバッグとサンダルで女っぽさも忘れずに。
【秋冬】全身黒コーデ
【1】チェーンバッグとゴツめブーツで黒ワンピに変化をつける
ベロアのワンピにシアーワンピを重ねてメリハリのある透け感コーデに。大きめのチェーンバッグとゴツめのブーツで変化をつければ、きれいめな黒ワンピースが個性的に仕上がります。アウターはグレーで、シルバーバッグとの繋ぎ役に。
【2】きれいめアクセやバッグのおめかしオールブラック
美人度も高まるⅠラインワンピは、適度なハリ素材で大人の華やぎを演出。チェーンバッグやストラップパンプスで女っぽさを上乗せしたら、シンプルな黒ワンピースが即今年顔に仕上がります。アウターは白のファーコートでエレガントに。
【3】黒のミニワンピ×ロングブーツでスタイルアップ
ゴールドのビーズが刺しゅうされたほんのり透けるチュール素材と、ミニマムなシルエットがきれいな黒ワンピース。シンプルな黒ブーツを合わせるだけでスタイルアップ効果も抜群です。エコファーのバッグでオケージョン仕様に。
【4】黒フレアワンピにチェーンバッグで上品さをキープ
程よい肩見せが女っぽいAラインのプリーツワンピ。控えめなラメ素材と程よく体に沿うシルエットで、上品さもキープできます。バッグやブーツもきれいめなデザインを合わせてとことんレディに。
【5】ヒールパンプスや白バッグで黒コーデを女っぽく
艶やかなオーガンジーの黒ワンピースは、大ぶりな袖のフリルを選んで360度美人見えを約束。デートシーンを意識するなら、ヒールパンプスや白バッグで華奢な女っぽさをプラスして。コートはまろやかなベージュで、黒コーデを優しげにシフト。
【6】キャップやスエットでオールブラックをスポーティに
ムードの異なる黒を重ねてオールブラックコーデを愛嬌よく。チュールスカートにキルティングブルゾンにロゴニット…デザインの効いたアイテムを重ねても、黒ならスマートにきまります。キャップまで黒を合わせることで好バランス&すっきりとした印象に。
【7】チュールやデニムの素材感で全身黒コーデに奥行きを
黒デニムでラフに振って、ドレッシーなチュールブラウスを日常にちょうどいい華やかさに。デニムはゆとりのあるシルエットでリラクシーに着こなすのがバランス◎。ボリューミーなファーコートで盛っても、モノトーンならトゥーマッチにならずまとまります。小物は黒レザーで統一して、チラ見せした靴下でトレンド感も意識。
【8】アシメニットやレザースカートで美人見え
斜めに入ったシャープなVネックが洗練された美デコルテを後押し。深めのアシメトリーデザインのニットは、辛口なレザースカートを合わせてクールなワントーンに。大人なダークカラーでまとめて白小物を効かせると美人度が高まります。
【9】キラキラや柄でオールブラックをおしゃれに仕上げる
トレンドのギラギラスパンコールは黒のⅠラインスカートでキレよく投入。かっこいい女っぽさへ導きたいから、ラフなボーダーやメンズライクなエコレザーのゆるジャケットで、やんちゃに着くずすのが正解です。足元は黒タイツ×黒のストラップパンプスでワントーンに。ヘアアクセも黒レザーで統一したら、爽やかなカゴバッグをハズし役に。
【10】黒で統一した異素材MIXコーデ
キャラクターの違うアイテムを組み合わせても、不思議とコーデがまとまるのが黒の底力。繊細なレースシャツにタフなレザー調ハーフパンツ…etc.黒の素材MIXで意志の強さを感じる女らしい着こなしに。絶妙な肌見せと白バッグで、抜け感もばっちりです。
【11】ペプラムジレやハートバッグで黒コーデをモードに
裾にファーが付いたペプラムジレは、レザー調のミニスカートやハート形バッグのキャッチーなアイテムで等身大に。オール黒に1点、足元に添えたメリージェーンのぱきっとしたコントラストで華やかさと抜け感が加えられます。
【12】襟付きボーダーのパリジェンヌ風パンツスタイル
着なれたモノトーンボーダーも旬のBIG襟ニットでチャーミングなパリジェンヌ風に。ボディラインにほんのりフィットするお茶目なニットは、シンプルな黒パンツとパールアクセを相棒にコケティッシュな色気を醸して。
【13】オールブラックの引き算コーデは特別感が上品
ぴたっと体に沿うニットワンピとシアータートルは、あえて黒でまとめてアクセも最小限に。引き算コーデもブラックなら特別感が漂って品よく大人に仕上がります。バッグはコンパクトなバニティバッグで、レディに引き寄せて。
【14】チュールスカートを重ねてデニムコーデを旬顔に
ロゴニット×デニムの定番コーデはチュールスカートを重ねてシルエットを刷新。チュールだけをデニムの上に合わせることでコーデの鮮度が一気にUP。小物はキレイめなアクセやメリージェーンで子供っぽさを回避して。
【15】スパンコールやフェザーニットが映える全身黒コーデ
気分が上がるキラキラスカートは、オンオフ着回せるトレンドアイテム。さりげないラメ混のフェザーニットをスパンコールのタイトスカートにプラスして、オールブラックの映えコーデを満喫。全身を黒でまとめたら靴はミュールで軽やかに。デザイン性高めのクラッチバッグで大人の遊び心も。
【16】シルバーアクセやロックなショルダーバッグで個性をON
光沢感のある黒ドレスは、ベロア素材のビスチェを重ねてシックなコーデに。シルバーアクセを効かせたりロックなショルダーバッグをアクセントに取り入れるのが上級者向け。ピアスもバッグに合わせてシルバーをチョイス。
【17】黒ニットアップにシルバーアクセを重ねて辛口に
黒のニットセットアップにシルバーアクセをじゃらっと重ねて、甘めのミニボトムを大人っぽい印象に。仕上げの黒サンダルは厚底+太めのヒールを選んで、オールブラックを軽やか&スタイルよく着こなして。
トレンド感が必須の「全身黒コーデ」
全身をブラックでまとめるときは、トップスはニットやシアートップス、ボトムはレザーを選ぶなど、異素材の組み合わせで奥行きを作るとおしゃれな黒コーデがつくれます。トレンドに左右されない黒のアイテムですが、着こなし方で今っぽさがUPするので参考にしてくださいね♡