あなたの周りにはいる?「酔うとキス魔になる人」の心理

【あなたの周りにはいる?「酔うとキス魔になる人」の心理】


キス

 

あなたの周りにはいませんか? 酔うとガードが緩くなってすぐキスしちゃう人……。
単に普段からパーソナルスペースが狭くて、お酒の勢いで過剰になってしまうタイプの人も入れば、中には、アルコールが入っていないときはまったくそんな感じじゃない人もいます。校舎の場合、豹変ぶりにちょっとびっくりしてしまうこともあるかと思います。今回は、そんな「酔うとキス魔になる人」の心理的な傾向を考えてみます。

 

■寂しさが爆発?

酔ってキス魔になる心理としては、心の中に寂しさを隠している場合も考えられます。心理学者フロイトは、赤ちゃんが母親の乳房から母乳を吸う行為により、安心や快楽を得る時期を口唇期と定義しました。その口唇期に充分に心が満たされた体験がないと、唇への刺激が寂しさを埋めるアクションとして定着すると言われています。そのため、お酒が入ることによって、人とのぬくもりを欲してキス魔になってしまうと考えられるわけです。

 

■日常生活の中で節制を強いられている

ストレスという言葉は、心理学者セリエによって用いられたのが始まりだとされます。心理的に定義すると、環境や対人関係などの要因により、精神的な不安やいらつきが引き起こされる状態のことを指します。お酒を飲むと、脳の中枢神経が麻痺して緊張がほぐれ、日頃のストレスの反動が行動となって表れやすくなります。それが身体的なアクションとして開放されたときに、キス魔になる場合もあるでしょう。

 

■注目を集めたい気持ちが強い

お酒の勢いを借りて、意図的にキス魔になるタイプもいると言えます。この場合の心理は、周囲から注目を集めたい、言ってしまえば、ちやほやされたいというものだとも想定できます。幼少期に、保護者から充分な愛情を得られたと感じられなかった人によく見られる行動です。でも、それをストレートに表現すると人間関係においては問題になってしまうので、お酒に酔ったことにしてキス魔と化してしまうケースもあるでしょう。

■コミュニケーションへの苦手意識

もう1つ考えられるパターンとしては、普段の自分のコミュニケーションが消極的だと感じていることについての反動が出ているケースです。思うように人と距離を詰められず、どこかよそよそしくしてしまうことで溜まっていたフラストレーションが、お酒の勢いを借りて、屈折した形で発露した結果なのかもしれません。

 

 

一定程度のアルコールが入ると脳の中枢神経が麻痺して、いつもなら口にしないような言動ややらないような行動が表出してしまいますよね。そのため、本音で語り合いたい場合には有益でもありますが、日頃は理性でコントロールしている欲求やネガティブな感情も出てしまう結果に。もしも自覚があるのなら、お酒はほどほどにしておいた方がいいかもしれませんね。何か誤解を生んでしまったらよくないですからね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

★モテない女子の特徴はコレ!モテるためにすべきこと&心理学

>>CanCam.jp TOPヘ