入籍はしたけど結婚式はしない「ナシ婚」が急増!半数はアレで結婚報告

■入籍はしたけど結婚式はしない「ナシ婚」が急増!


「ナシ婚」って聞いたことありますか? 「ナシ婚」とは、「入籍はしたが結婚式はしない」という結婚の形態のことなんです。

小さい頃に、結婚式でウェディングドレスを着ることに憧れた女の子も多いはず。では、なぜ最近「ナシ婚」が増えてきているのでしょうか。この形態は、様々な要因や価値観の変化による傾向であると考えられているそう。株式会社みんなのウェディングが調査をしたので、詳しくその実態を把握していきましょう。

カップル

■ナシ婚3大理由!

まず挙式・披露宴を行わなかった理由を調査してみました。

挙式・披露宴を行わなかった理由

1位「セレモニー的行為が嫌で、挙式や披露宴自体を行いたくなかった」19.6%
2位「おめでた婚のため」19.0%
3位「挙式や披露宴をする機会がなかった」10.4%
4位「費用が高そう」8.9%
5位「挙式や披露宴以外のことにお金を使いたい」8.2%

TOP5はこうなりました。昨年の調査では、「経済的事情」「セレモニー的行為が嫌」「結婚式以外のことにお金を使いたい」で、「おめでた婚(9.3%)」が4位でしたが、2018年の調査では「経済的事情(21.8%)」「セレモニー的行為が嫌(19.6%)」「おめでた婚(19.0%)」となり、「結婚式以外のことにお金を使いたい(8.2%)」が4位にランクダウンとなりました。

なお、2016年まで5年連続でナシ婚の三大理由が「経済的事情」「セレモニー的行為が嫌」「おめでた婚」であったため、2018年はこれに戻ったと考えられます。

ナシ婚層の本音コメントも聞いてみました!

「お金がかかるし、時間もかかって、面倒くさいと思ったから」(埼玉県 30代 女性)
「みんなに注目されたり、写真を撮られたりすることにお金をかけたくない」(香川県 20代 女性)
「出来ちゃった婚のため、時間がなかった」(北海道 20代 女性)
「挙式にお金を使うよりもこれから生まれる子供にお金を費やす方がいいと思った」(東京都 20代 女性)
「再婚でなおかつ高齢だったため」(愛媛県 30代 女性)
「招待客を呼ぶのが面倒なため」(熊本県 20代 女性)

■ナシ婚層が結婚を機に行ったこととは?

結婚式をしなかったナシ婚層が、結婚を機に行ったことは何でしょうか。

結婚を機に行ったことグラフ

1位:「結婚指輪の購入」65.5%
2位:「身内だけの食事会」61.7%
3位:「LINEやfacebookなど、SNSで結婚を報告」52.8%
4位:「メールで結婚を報告」50.9%
5位:「ハガキや年賀状で、結婚を報告」26.3%

結婚式に経済的事情と回答していても、結婚指輪の購入は行われていることが分かりました。やっぱり結婚したからには、結婚指輪はしたいですよね。さらに、身内だけの食事会やSNSでの結婚報告など、結婚式をしなくても結婚を伝えていることが分かりました。

■ナシ婚層が結婚を機に今後やってみたいこと

結婚を機に「結婚指輪を買う」や「身内だけの食事会」をしたということが分かりましたが、やってみたいことについても聞いてみました。

結婚を機に、今後やってみたいことグラフ

1位:「結婚指輪の購入」48.6%
1位:「ハネムーン(新婚旅行)」48.6%
3位:「婚礼衣装で写真撮影」48.5%
4位:「挙式」23.4%
5位:「身内だけの食事会」19.8%

同率1位に挙がったのが「結婚指輪の購入」「ハネムーン」でした。結婚指輪を購入することは、結婚には欠かせないもののようです。また、結婚を機にしたことで23.1%だった「ハネムーン」も1位に。新婚ならではのハネムーンは、思い出にも残るため、したいと考える女性が多いことが分かりました。

さらに、「婚礼衣装で写真撮影」や「挙式」と、結婚式関連のことをしたい女性も多いことが分かりました。やはり、「結婚式」をすることが夢という女性は多いようです。

■ナシ婚層の結婚式以外のお金の使い道は…?

結婚式関連のことがしたい女性が多いにも関わらずしなかった「ナシ婚」層は、結婚式以外にどんなことにお金を使いたいのでしょうか?

挙式・披露宴以外にお金を使いたいこと

1位:「新婚旅行」20.8%
2位:「貯金」18.8%
3位:「子どもの養育費」15.6%
4位:「新居のための資金」11.5%
4位:「新生活の準備費用(家電等)」11.5%

ナシ婚層の結婚式以外のお金の使い道は「新婚旅行」「貯金」「子供の養育費」となり、旅行や今後の生活に充てるという回答が多く見られました。今後したいことにもあったように、「新婚旅行」も結婚と同じくらい重要に考えられているようです。

 

結婚式に対して色々な意見があることが分かりました。「結婚式をするのが当たり前」という考えは古く、「ナシ婚」という選択肢まで広がっているんですね。大切な人との結婚は、きちんと相手と決めたいもの。たくさん話し合って、ぜひ自分たちに合った結婚をしてください。(齋藤有紗)

 

情報提供元/株式会社みんなのウェディング

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