テーブルマナーって、難しいですがきちんと覚えておきたいですよね。でもなかなか何が正解なのなわからない……と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は一般社団法人日本ブッフェ協会の教える「ブッフェマナー」についてご紹介いたします。今回はブッフェに絞っていきたいと思います。
さてみなさんはいくつ知っているでしょう。
★知っておきたい!基本のブッフェマナー5つ
是非とも知っておいてもらいたい基本的なマナーです。どれも難しいことはないので、実践してみてください。基本マナーに従うだけで、ブッフェでの立ち居振る舞いがスマートになります。
■自分の分だけを取る
ブッフェはあくまでも自分で食べる分を自分が自由に取って食べるスタイルです。他人の分は取らないようにしましょう。他の人がどれをどれくらい食べたいのかをはっきりと把握することは難しいです。同行者の分まで取ったとしても、食べ残す可能性が高いので自分が食べる分だけを取りましょう。
■全て食べる
ブッフェはあくまでも、好みのものを適量だけ食べるスタイル。基本中の基本ではありますが、食べ残さないように注意しましょう。食べ残すと、店の余計な支出が増えるため、結果的に料理の質や種類が下がってしまうこともあります。適量だけ食べ、店の余計な支出が減れば、結果的に質が向上したり、種類が増えたりするでしょう。
■ブッフェ台をきれいに使う
ブッフェ台はみんなで使うので、きれいに使いましょう。トングやサーバーは使ったら次の人が取り易いように元の位置に丁寧に戻すとスマートです。ブッフェ台をきれいに使えば、より料理が美しく見え、より楽しく、よりおいしく食べられます。
■適度に食べる
日本ブッフェ協会のスローガンにもなっている「ちょうどいいが いちばんおいしい」です。ついついいくらでも取れるからモトを取ろうと思い、限度を超えてお腹が一杯になり、苦しくなるまで食べるのはやめましょう。せっかくおいしいものを食べても、こんなに食べなければよかったと思ってしまっては残念です。最後の一皿を食べない程度がちょうどよいでしょう。適度にお腹一杯になって、おいしい思い出を持ち帰ってください。
■ドリンクは飲み終えてからお替わりする
ドリンクもブッフェスタイルの場合には、しっかりと飲み終わってからお替わりをしましょう。飲み終わらないうちにお替わりしてしまうと、ドリンクを残してしまったり、ドリンクを飲みすぎて色々な料理が食べられなくなったりします。
★ブッフェをもっともっと楽しめる、3つのポイント
基本マナーができた上で、知っておいてもらいたいマナーです。ブッフェならではの体験を深めることができ、ブッフェをさらに楽しめるようになります。ブッフェの本質に根ざしたことばかりなので、ブッフェファンであれば是非とも覚えてください。
■少しずつ取る
何度も取りに行くことが面倒だからといって、お皿に山盛りにするのはやめましょう。せっかく、料理人が一品一品素晴らしい料理を作っているので、味が混ざってしまってはおいしくありません。料理がくっつかない程度に盛るようにしましょう。もしも気に入った料理があれば、何度でも取りに行って大丈夫です。少しずつ取ることによって、適量食べることにつながったり、色々な料理を味わえます。
■色々なものを試してみる
少ない種類をたくさん食べるのではなく、様々なものを少しずつ食べるのが、ブッフェの楽しみ方です。ブッフェであれば、1口だけテイスティングすることもできます。食わず嫌いが治ったり、新しい食の好みが拓けたりするかも知れません。同じものばかりを食べないで、食べたことがないものや、予想がつかないものを食べてみて、新しい食の体験をしてみましょう。
■自分なりのコース風に食べてみる
見たものから皿に盛るのではなく、どの料理をどのように食べるのかを考えながら取りましょう。食べる順番は「前菜→主菜→デザート」が基本ですが、これ以外の自分で考えたコースでも大丈夫です。ブッフェ以外では自分でコースを組み立てることができないので、オリジナルコースを考えて、何コースも楽しみましょう。
みなさんはいくつ知っていましたか? ちょっとしたことですが、このようにブッフェマナーを守っていくことで食品ロスは大きく減らすことができます。今まで知らなかったブッフェマナーは是非これから参考にしてみてください♪ (ほんじょうみゆき)
情報提供元:一般社団法人 日本ブッフェ協会
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