女子旅や男子旅など、仲のいい友人と2人で旅行に行くことはあるかと思います。気心知れた相手との旅行は楽しいですよね。けど、どんなに仲の良い相手であれ、寝食をともにするので、ある程度人間関係に注意しないと、今後の関係にも影響を及ぼす可能性もあるかも！
株式会社DeNAトラベルは、10代～70代の男女1837名を対象に「同性2人旅」に関する調査の結果をご紹介します。
Q.旅行に行く際、よく一緒に行く相手は誰ですか？（複数回答可）
【男性】
パートナー 55.9%
同性の友人 38.5%
一人 38.4%
家族一緒に 14.8%
息子・娘 9.4%
【女性】
同性の友人 61.6%
パートナー 38.8%
一人 29.8%
家族一緒に 20.5%
息子・娘 18.7%
男性の場合、最多回答は「パートナー（妻・恋人）」（55.9％）であったのに対して、女性の場合は「同性の友人」（61.6％）が最も多い回答となりました。女性は「同性の友人」と答えた人に対し「パートナー（夫、恋人）」（38.8％）と答えた人の数が大きく下回っていて、パートナーと行くよりは同性の友人と行く機会のほうが多いようです。ショッピングが楽しい旅行先だと、パートナーと行くよりも女二人で行ったほうが楽しいな〜と思ったりしますよね。
Q.同性の友人と2人で旅行に行ったことがありますか？
女性は「ある」が89.7％と、9割近い人が女性2人で旅行に行っていることがわかりました。ただ、男性も「ある」が71.1％と男性2人旅の経験者が7割を超えています。女子旅という言葉が定着して久しいですが、男子旅も多くの人が楽しんでいるみたいですね。
Q.同性2人旅中にケンカをしたことはありますか？
同性2人旅ということで仲のいい友人と行くことも多いからか、「ある（国内旅行中）」が13.4％、「ある（海外旅行中）」が23.1％とケンカをする確率はあまり高くないようです。海外旅行は日程が長かったり日本とは勝手が違う国も多いのでケンカのきっかけが多かったりストレスがかかるのかもしれないですね。
Q.ケンカの理由を教えてください。（複数回答可）
1位 行き先の意見の相違
2位 相手の態度が悪かった
3位 どちらかが旅行プランを人任せにした
4位 生活サイクルの相違
5位 宿泊先での過ごし方の相違
ケンカの理由のTOP5は「行先の意見の相違」（27.9％）、「相手の態度が悪かった」（26.7％）、「どちらかが旅行プランを人任せにした」（26.5％）、「生活サイクルの相違」（21.2％）、「宿泊先での過ごし方の相違」（19.1％）となりました。どんなに仲のいい友達との旅でも些細なことがきっかけでケンカになってしまうのがリアルなところなのかも。
Q.同性2人旅をした後、2人の関係に変化はありましたか？
男女ともに「特に変わらない」（男性74.3％、女性66.2％）が最多となりましたが、女性は「より仲良くなった」（男性22.3％、女性26.6％）、「疎遠になった」（男性3.4％、女性7.1％）がどちらも男性よりも高い結果となっており、男性に比べて女性のほうが2人の関係が変化しやすいことがわかりました。せっかくの旅行で疎遠になってしまうのは悲しいですね……。
Q.同性との2人旅の良い点、良くない点（複数回答可）
良い点としては男女ともに「気楽」（男性67.4％、女性61.1％）が最多となりました。旅行に行くほどの仲であれば気を遣わなくて済むから楽だと考えている人が多いことがわかります。その他の項目では、男性に比べると女性は「目的が近い」（男性31.5％、女性53.4％）、「安心感がある」（男性27.7％、女性42.2％）を選ぶ人が大きく上回る結果となりました。
良い点で「気楽」が1位となりましたが、良くない点では「気を遣う」（男性26.5％、女性40.5％）が最多となる真逆の結果となりました。親しい仲でも家族ではない人と2人きりで旅行となると気を遣ってしまう人も多いようです。特に女性のほうが男性より同性2人旅では気を遣っていることがわかりますね。
女同士の旅行って、気楽でなんでも話せる反面、気を使わなければいけない時もありますよね。ただ、特別に気を使わなければいけないと言うよりも、普段以上に気配りと思いやることが大切と言えそうです。（松本美保）
情報提供／株式会社DeNAトラベル
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