上司や先輩との飲み会「飲みニケーション」。仲良くなるチャンスだったりもするけど、説教されるのもイヤだし、どちらかというと肯定的には取れない人多いのではないのでしょうか?
オエノングループ福徳長酒類株式会社が20〜50代の働く男女に「飲みニケーション」について調査。
社内の飲みニケーションのメリット&デメリットについて見ていきましょう。まずはメリットから。
会社の先輩や上司と飲みに行くメリットはどんなこと?
1位 「先輩や上司と仲良くなれる」
お酒が入ると距離がぐっと縮まりますよね。社内では話さないプライベートなことや、先輩&上司のいつもは見せない表情なんかも見れて親近感が湧きます。また次の日に前日の飲み会話で盛り上がるのも飲みニケーションのいいところ。
2位 「仕事上の体験を教えてもらえる」
先輩や上司が体験してきた、苦労話や困難の乗り越え方など、これから先自分の仕事のヒントになるような話が聞けたりもしますね。
3位 「人脈が広がる」
飲みに行くと、自分は知らない先輩や上司の仲間がいたり、仕事上の関係者などを紹介してもらえたりなど、自分1人では知り合えない人脈が飲みの席にいたりもします。
4位 「良いお店を教えてもらえる」
自分より長く会社へ勤めている分、会社周りの良いお店を知っていたり、仕事で使える店を知っていたりと、情報収集の場でもありますよね。
5位 「人生の先輩として悩みを聞いてもらえる」
後輩に悩みを相談されて嫌な先輩や上司は早々いないでしょう。親身になって聞いてくれるし、経験豊富な人たちからは解決策なんかも出てくるかもしれません。
飲みニケーションは仕事やスキルアップに行かせる要素がメリットと考えられているよう。
ちなみに一緒に飲みに行きたい会社の先輩や上司はどんな人かも聞いてみたところ。。。
1位 「親しいやすい人/おもしろい人」
2位 「仕事ができる(実力がある)人」
3位 「頼もしい(頼り甲斐/包容力がある)人」
親しみやすく、かつ頼れるくらい仕事のできる先輩や上司が人気! 確かにメリットのBest5をできる先輩や上司って、この3つの要素がないと無理かもしれません。
ではデメリットを見ていきましょう。
まずは会社の先輩や上司と飲んだ中で嫌な思いをしたことはあるのでしょうか?
「たくさんある」11.5%
「たくさんではないが何度かある」59.7%
「一度だけある」6.5%
「全くな」22.3%
一度でも嫌な思いをしたことのある人は77.7%にも! 一度でも嫌な思いをしてしまうと、飲みニケーションへ行くのが複雑な気持ちになってしまいますよね。
では具体的に嫌な思いをしたのはどんなことなのでしょう?
■会社の上司や先輩と飲んで嫌な思いをしたのはどんなこと?
1位 「仕事と関係ない過去の武勇伝を延々と聞かされた」
昔やっていたスポーツや、人助けの話、家族の話など先輩や上司にとっては今も輝かしい思い出だとしても、こっちとしては過去のことはよくわからないし、「すごいっすねー」しか言いようがなく困ってしまいますよね。
2位 「仕事上の武勇伝や自慢話を延々と聞かされた」
武勇伝って本人じゃなく、他人からすごかったんだと聞いたら素直にスゴイ!と言えるのに、なんで本人から聞くとウザく感じるのでしょうかね(笑)。しかも酔っていると同じ話を何回もしますよね。
3位 「延々と説教された」
説教ならシラフの時にして欲しい……。酔っていると、話に尾びれも背びれもついちゃって、話は長くなるし、結局何を言いたかったんだか分からなくなりませんか?
4位 「異性経験など仕事と関係がない自慢話を延々と聞かされた」
先輩や上司の異性関係なんか知りたくもありませんよね。せめて今のパートナーならいいのですが、過去のモテた話はどーでもいー!
5位 「(先輩や上司が)泥酔して絡まれた」
飲みすぎちゃった先輩や上司ほど面倒なことはありません。友達や恋人ならちゃんと介抱しますが、先輩や上司は正直したくない。でも仕事上放り出して帰る訳にもいかないし……。
これまでの嫌って経験ほどではないが、先輩や上司がやりがちな失敗の迷惑度も聞いてみました。レベル4「極めて迷惑」、レベル3「なかなか迷惑」、レベル2「少し迷惑」、レベル1「迷惑には感じない」のレベル4つに分け、迷惑度指数を出してみました(4段階評価)。
■会社の先輩や上司が後輩や部下と飲む際にやってしまいがちな失敗における迷惑度
1位 「(先輩や上司が)泥酔して絡まれた」3.27
2位 「延々と説教された」3.24%
3位 「一気飲みなど、適量以上の飲みを強要された」3.23%
4位 「関節技をかけられるなどのパワハラをされた」3.22%
5位 「ボディタッチなどのセクハラをされた」3.16%
どれもかなり迷惑ですが、1、2、5位は精神的ダメージ、3、5位は肉体的ダメージになるかと思います。もうね、こんな先輩や上司は飲みに誘う権利はない! 飲みニケーションが平和でなく戦場に見えてしまいます。
今はきちんと節度ある飲みニケーションが好まれます。先輩や上司でも、「俺が一番!」みたいなジャイアン的飲み方ではなく、出来杉くんのように後輩にも気配りができる先輩や上司が理想。飲みニケーションは平均すると月に1度のお誘いが多いという結果もあるのですが、その1回が楽しい場になるよう先輩や上司はもちろん、後輩もそれぞれが努力できるといいですね。(あおいあん)
情報提供元:オエノングループ
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