正直、いらない。女子が嬉しくなかったプレゼント10パターン

誕生日。歓送迎会。そしてクリスマスやら諸々のイベント。もしくは、なんでもない日にふと買っていく、ちょっとしたプチプレゼント。人は相手に喜んでほしいから、気持ちをこめて何かしらのプレゼントを選びます。そう、選んでいるはずなのです。

……でも正直「いらないプレゼント」のひとつやふたつ、うっかりもらってしまったことって、誰しもありますよね?

みんな「いらないであろうプレゼント」をあげる気はさらさらなく、それぞれが何をあげようかな……と頭を悩ませて渾身のプレゼントを買っているはずなのに、なぜか発生してしまう「いらないプレゼント」。そして人はいらないものにいらないとなかなか言えないため、「いらないプレゼント」はまた明日も世界に生まれ続けてしまうのです……。

 

それではいったい、人はどんなときに「いらない」と思うのでしょうか。編集部が過去に女性たちに調査したデータの中から、正直いらないと思ったプレゼントをまとめてご紹介します。

 

■好みじゃない小物類


「好みじゃないカバン。いくらかと思って調べたら安物だった」(24歳・専門職)

「全然趣味に合わないお財布。私のこと何にも知らないんだなって思いました」(27歳・会社員)

「チープで柄が派手な腕時計。20歳頃にもらいましたが、1回もつけなかった」(30歳・会社員)

バッグやポーチ、お財布などの小物類は、ずっと持ち歩くものですから、自分の好みとは全く違うものを贈られてしまうと、なんとも困ってしまいますよね……。使わないわけにもいかない、けれど使いにくい……。日常づかいするものをプレゼントする際には、本気の事前リサーチを念入りに。

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■身につけにくい服飾類


「自分が着るテイストとかけ離れすぎて、合わせるものがない服」(24歳・会社員)

「靴を買ってくれたけど、サイズが合わず、あまりかわいくない」(26歳・専門職)

「趣味じゃない服。すごくフリフリレースな服をもらったことがあって、その人も私も普段フリフリな服は着ていないのに、なぜ……? とぽかんとした」(26歳・会社員)

小物類と同様に、服飾類も好みがはっきりと出る部分。いくら大好きな彼が選んだものとはいえ、自分にまった似合わないものを渡されたら、タンスの肥やしになるしかありません。デートのときだけ仕方なく着るかもしれないけれど……でも、できるなら着たくない。

■ブランドだからといって喜ぶわけではないのです


「年上彼氏からもらった某高級ブランドのスカーフ。それ自体は素敵なプレゼントなのですが、使い方がなかなかわからない……」(30歳・アルバイト)

「好みのじゃないバッグ……ブランド品なら喜ぶわけじゃない!」(32歳・会社員)

「誕生日に4~5万くらいするキーケースをもらったのですが、値段が高すぎてもったいなくて使えない。そんな値段を出してくれるなら、普段づかいできるお財布のほうがうれしかった」(22歳・学生)

意外と多かった回答が「ブランドものだけどうれしくない」という回答。特に男性たちは、「ブランドものならきっと喜ぶだろう」と思う方も多いのかもしれませんが、いつも使っているものより高すぎると使うのがもったいない、さらに好みじゃないと使いにくい……と意外と難しい。普段から身につけているもののレベルより「ちょっと上」くらいがちょうどよさそうです。

 

■キャラクターもの


「彼とデートに行ったときに、かわいい~って言って見ていた好きなキャラクターのポーチが、後日クリスマスプレゼントにされた。その場では“かわいい~”って言ったけど、正直クリスマスプレゼントにほしいものではなかったのでテンション下がった」(24歳・学生)

「抱き枕より大きいぬいぐるみ。ぶっちゃけ邪魔でした(笑)」(29歳・専門職)

「彼氏が友達と遊んでいるときにUFOキャッチャーで取った、よくわからないマスコットたち」(23歳・会社員)

そのキャラクターがとっても好き! という場合は喜ばれるかもしれませんが、そうではない場合はご注意を。そして、日頃のプチプレゼントにサプライズでもらうならまだしも、誕生日やクリスマスなどの気合が入ったプレゼントシーンでは避けたほうが無難そうです。そして、「大きいぬいぐるみ」は、そのキャラが好きであっても部屋で場所を取るので困る、という回答多数。

 

■愛が重い


「あなたの好きな100のところが一枚一枚かかれたカード。好きなところ100も上げられても困る。重いし、こっちも言わなきゃいけないプレッシャーがすごい。顔しか好きじゃないのにと思った」(25歳・会社員)

愛情がこもっているプレゼントはとっても嬉しいもののはずですが、愛情が重すぎるものは受け取るのも覚悟が必要。「ありがとう!」と素直に言えなくなってしまいそうですね……。

 

■チープすぎる!


「明らかに家にあるコップを新聞紙に包んで渡してきた」(28歳・会社員)

「安い指輪。すぐ錆びてしまって色が変わった……」(27歳・フリーランス)

「学生でお金もなかったのはわかるけど、誕生日プレゼントがショートケーキだけだった。『○○ちゃんお誕生日おめでとう』っていうチョコレートの板が付いていたけれど、え? 他には?って期待してしまった」(22歳・フリーランス)

「学生だった頃にケチな人と付き合ってました。普通のファミレスのようなところでご飯をしていると、『誕生日これでいい?』と聞かれて幻滅しました」(25歳・会社員)

お金がなくて苦しい生活をしている彼もいるかもしれません。でも、お金がないなら、お金がないなりに、創意工夫したプレゼントを贈ろうと思うのが愛情というもののはず。チープなだけではなく、適当なものだったら、愛情を疑わざるを得ませんね。

 

■匂いものは意外とチャレンジ


「においのキツいハンドクリーム」(27歳・会社員)

「アロマなど香りのするもの。アロマや香水類は苦手なにおいが多いので使わず、ほこりかぶってます……。捨てるにも申し訳ないです」(24歳・専門職)

「香水。正直好みの香りじゃなかったし、そもそも香水をあまり使わない」(22歳・学生)

あげる人が「いい匂い♪」と思っても、もらう側にとっては具合が悪くなってしまう匂い……ということって結構ありますよね。相手がその匂いを好きとわかっているとき以外は、匂いがきつめのものは避けておくのが無難です。

■かぶりがちなプチプレゼント


「バスグッズ(ソルトとか入浴剤)って結構もらうけど、そんな使わない。実家のお風呂だし、追いだきして2日とか使うからなかなか使えない」(26歳・会社員)

「ハンドクリーム類。結局、同じようなのが家にあるので使い切らない」(22歳・フリーランス)

「マグカップ。たくさんあるからもういらない」(25歳・会社員)

「ルームソックス、ルームシューズ、ブランケット。誕生日が冬なのでブランケットやルームソックスなど、毎年5つくらいもらった。増えすぎて使わないし、かさばって置き場に困っていとこにあげた」(19歳・学生)

女同士のプレゼントだと、「誰でもそんなに迷惑がられなさそうな無難なもの」を選んだ結果、かぶりにかぶって一周まわってもういらない! ということってすっごく多いですよね。特にバスグッズやハンドクリームはお値段が安く「消えもの」でもあるからか定番に選ばれがちですが、実は案外消費しないことが多いもの……。お気を付けて。

 

■ネックレス


「ネックレスはほとんどつけないし、好みの物ではなかった」(27歳・会社員)

「手作りのネックレス。誕生日プレゼントが毎回手作りだと、たまには市販品が恋しくなる」(23歳・会社員)

「自分で買うより安っぽいネックレスだった。頑張って選んでくれたのは伝わったけど……」(22歳・学生)

「27歳くらいのときに付き合ってた彼氏がくれたネックレスが、わりとティーンな感じのデザインで、でも会うときに使わないわけにもいかず、苦しかった」(30歳・会社員)

カップルのプレゼントの定番、ネックレス! 好みにばっちり合うネックレスだったら「嬉しい!」と素直に言えるでしょうが、安っぽかったり、デザインが好みとかけ離れていたりしたら、「もらわないほうが良かったかも……」とガッカリしそうですね……。しかも恋人にもらった場合、デートのときにつけないわけにいかないのもまた難しい。

 

■ピアス


「安っぽそうなピアス。明らかに安物で、さらに金属アレルギーがあるので、つけるとただれてしまうものだったので」(30歳・専業主婦)

「重たくてでかいピアス。重すぎて耳が引きちぎれるかと思ったが、彼からの誕生日プレゼントで彼とのデートのときはつけざるをえなかった。左のピアスホールはかなり下にずれてしまった気がする」(25歳・会社員)

ピアスもネックレスと同様、もらって嬉しいはずのアクセサリーなのですが、女性の好みをわかっていない男性、結構多いようです。好みのものを選べるか自信がないのなら、逆にそれとなく聞いてもらったり、事前にアクセサリー屋さんでデートをして好みを探る……くらいのことをしてもらったほうが良いですよね。

 

全体的に「リサーチが足りない」ことから「いらないプレゼント」は生まれてしまう傾向にあるようです。「自分はこれが好きだから、相手も喜ぶだろう」とか、「きっと世の中の女性はこんな感じのものが好きなはず……」と「なんとなくあげればいいだろう」と思い込むのは危険。むしろ、きちんと相手の好みを調べるところが、むしろ「プレゼントをあげる」行為の9割を占めると言っても過言ではありません。

これからプレゼントを選ぶ……という方、参考にしてみてくださいね。(榎本麻衣子)

 

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