何年か前に子育てを積極的にする夫、「イクメン」なんて言葉が流行りましたよね。最近ではあまり耳にしませんが、今でも「イクメン」は生息しているのでしょうか。そして新たなる「家事メン」とは?
日本生協連が未就学児から大学生までの子どもがいいる、全国の20〜59歳の既婚男女に「夫婦の助け合い」について調査。厳しいことを言うようですが、「イクメン、イクメン」っていうけど、自分の子供の面倒見るのは当たり前じゃない!?と実は思ってました(笑)。
■夫がイクメンだと思う?
「非常にそう思う」12.8%
「ややそう思う」32.5%
「あまりそう思わない」31.5%
「全くそう思わない」23.2%
「非常にそう思う」と「ややそう思う」を合計しても45.3%。半数にも満たなかった。。。でもこれ、妻側からの評価の方が高いのに驚き! 夫たちは「できてないなぁ」と実は心の中で思っているのかもしれませんね。
では「家事メン」はどうでしょう。
■夫が家事メンだと思う?
「非常にそう思う」8.7%
「ややそう思う」25.0%
「あまりそう思わない」33.1%
「全くそう思わない」33.2%
「非常にそう思う」と「ややそう思う」を合計すると33.7%。なんと約3割しかいない! 「イクメン」より数値が下がっちゃった。家事を率先してやってくれる夫はそんなにいないのですね……。残念。これでは妻側の負担が多くなってしまいそう。
ではイベントごとに細かく分けて見てみるとどうなのでしょうか。
■子どもの行事やイベントをどのように行っている?
<子どもの誕生日>
「夫婦で協力してやっている」65.6%
「夫だけが熱心にやっている」2.1%
「妻だけが熱心にやっている」21.6%
「特に何もしていない」10.7%
夫婦の愛の結晶である子どもの誕生日はやはり多くの人が「夫婦で協力してやっている」と回答しました。子どもの誕生日は盛大にお祝いしてあげたいですもんね。
<七五三>
「夫婦で協力してやっている」55.7%
「夫だけが熱心にやっている」1.2%
「妻だけが熱心にやっている」18.2%
「特に何もしていない」24.9%
意外にも!?「夫婦で協力してやっている」が約6割にもなりました。衣装や神社、写真スタジオの予約など妻側がやっているイメージでした。
<子どもの学校行事(運動会、発表会など)>
「夫婦で協力してやっている」61.3%
「夫だけが熱心にやっている」1.5%
「妻だけが熱心にやっている」21.0%
「特に何もしていない」16.2%
こちらも「夫婦で協力してやっている」が約6割に。運動会なら、妻がお弁当を作り、夫が場所取りをする。発表会なら夫がビデオで妻が写真など、分担しないと人手が足りないですもんね。
普段家事や育児に参加しない、できない夫としては、子どものイベントくらいしっかりやらないと面目が立たないのでしょう。
おまけに、夫婦ふたりのことはどうでしょう。
■結婚記念日をどのように行っている?
「夫婦で協力してやっている」40.9%
「夫だけが熱心にやっている」3.8%
「妻だけが熱心にやっている」6.4%
「特に何もしていない」48.9%
悲しいことに「特に何もしていない」が半数(涙)。子どものことを頑張る分、自分たちのことは後回しというか、おざなりというか……。
いかがでしたか? 育児も家事も夫婦ふたりの問題です。「イクメン」、「家事メン」とまではいかなくても、協力し合う気持ちを持っていただきたいところですね。(あおいあん)
情報提供元:日本生協連
【あわせて読みたい】
※【1,000人調査】結婚後、男性が女性に求める「働き方」とは?
※共働き夫婦で夫にしてほしい「家事」2位は風呂掃除、1位は…
※パートナーへの満足度調査には地域差が!家事メンが多いのはどこだ