柔らか美味しい♡自宅でできるサラダチキンの簡単な作り方【炊飯器or鍋で放置するだけ】

柔らか美味しい♡自宅でできるサラダチキンの簡単な作り方

低脂質・高タンパク。ついでに疲労回復物質イミダゾールペプチドも豊富に含まれていると言われる「鶏むね肉」。スーパーで安く買えてお財布にも優しく、ダイエットの味方! というわけで、最高の食べ物です。

 

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(c)Shutterstock.com

ただ、なんとなーく「パサつきが気になる……」というイメージで敬遠している方も多いのではないでしょうか。私はそうでした。

けれど、コンビニのサラダチキンってしっとりしていて柔らかく、美味しい。時間がないときはコンビニで買うけど、時間に余裕があるなら自作にチャレンジしてみてもいいのでは……?とふと思いつき、料理が得意な友人に基本の作り方を聞いて、いろんなバージョンで作ってみることにしました。

 

サラダチキン 基本の作り方

 

  1. 鶏むね肉を用意し、皮をとり、厚いところは包丁を入れ、全体的に厚さ2~3cmになるようにならす。
  2. 塩などの調味料をすり込み、一晩程度置く。

(2.5.塩多めや置いた時間が長い場合、そのままにするとしょっぱいことがあるので、水につけて水抜きし、塩分を抜く

3.ジップロックなどの保冷バッグに入れ、炊飯器の保温モードや鍋にたっぷりわかしたお湯で保温調理をする。

*炊飯器の場合はキッチンペーパーでしっかり水分を拭き、水が入らないようにラップでぐるぐる巻き、ジップロックなどの保冷バッグなどに入れ、炊飯器にお湯とその鶏むね肉を入れ、落としぶた(私はスチームケースのフタで代用しました)をし、保温モードで1時間半程度置く。
*鍋の場合は、お鍋にたっぷりのお湯をわかし、鍋にざるやお皿などを入れ、直接鍋にジップロックが触れないようにして入れ(*触れるとジップロックが溶ける場合があります)、1時間程度置く

 

というのが基本の作り方のようです。

これらの情報をもとに、鶏むね肉1枚をさまざまな方法でサラダチキンにしてみました。

 


サラダチキン自作チャレンジ Take1

【今回のレシピ】

調味料:塩大さじ1、砂糖大さじ1
置いた時間:1日半
水抜き:1時間
保温調理:わかしたばかりの熱湯を5.5合炊き炊飯器に入れ、保温モードで1時間半

砂糖を入れると鶏が水分を含んで美味しくなるらしい。まずはこんな感じでチャレンジ!

【感想】

味:個人的にはちょっと味が薄い。水抜きしすぎた気がする。塩分を気にしている人だとこれくらいのほうがいいかもしれないけど、もうひと押し欲しい。結局塩かけて食べた。わさびをつけても美味しい。

食感:できたてのときは若干パサつきが気になる。ただ、食べきれず冷凍してレンジでチンして食べたらわりとほどよかった。

【次回への改善事項】

もう少し柔らかさが欲しい。
・さらに柔らかさを求めるべく、塩こうじにしてみる?
・もしかして、熱入れすぎ? 熱湯に少々水を加えてみて、保温モード1時間+切って30分にしてみるなど、加熱具合を減らす


サラダチキン自作チャレンジ Take2

【今回のレシピ】

調味料:塩こうじを表裏にそれぞれ大さじ1程度まんべんなく塗る。
置いた時間:1日半(水曜夜~金曜朝)
水抜き:なし。塩こうじを水で流しただけ
保温調理:わかしたばかりの熱湯と水100mlを炊飯器に入れ、保温モードで1時間+スイッチを切って1時間(30分の予定だったけどうたた寝してしまった)

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【感想】

味:前回より理想だけどやっぱりもう少し塩分あってもいいかも? ただ、ダイエットで塩分を控えることを考えるとこのくらいがちょうどいいかもしれない。いわゆる「サラダチキン」の味がする。

食感:前回より柔らかい! パサつきは気になりません。

【次回への改善事項】

調味料と炊飯器の設定を一気に変えてしまったため、どっちのおかげで柔らかくなったのかわからない。けど美味しかったです。
そしてそろそろ「鍋で放置」パターンにも挑戦してみたいと思うのと、サラダチキン作りに慣れてきたのと、味に変化を与えたいのでちょっと一気にいろいろと変えます。


サラダチキン自作チャレンジ Take3

【今回のレシピ】

調味料:トリュフ塩3つまみくらい(なんとなく全体になじむくらい)+日本酒(八海山)たぶん10mlくらい。どっちも「なんとなく全体になじむくらい」という適当さでOKです。
置いた時間:一晩
水抜き:なし
保温調理:ホーローっぽい鍋(ブランドお鍋ではなく、近所のホームセンターで売っているようなやつです)にお湯をたっぷりわかし、火を落としてからそこにざるを入れジップロックを入れ、ふたをして1時間くらい放置
特記事項:味がなじみやすいように鶏むねの表面に包丁で切れ込みを結構たくさん入れてみた。

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【感想】

味:うま!!!!!!!! 過去3回でいちばんのベストヒット。ただ、夜寝る前に眠気に襲われながら塩をまぶしたため、味の濃いところと薄いところのばらつきがかなりあったので、もう少し全体になじませるべきだった。

食感:柔らかい!!!!!! 美味しい!!! こちらも過去イチヒットでできあがって速攻めっちゃ食べてしまいました。

ちょうど買ってあったパクチー(近所で130円で売ってた)をまぶしながら食べると、カオマンガイを食べているような気持ちに。非常に美味しかったです。

個人的にはこのTake3があまりにも自分の好みにどストライクでベストヒットだったため、このレシピを中心にこれからもチャレンジしていきたいと思います。

 

【Take3が美味しかった勝因を考えてみた】

・Take3は近所の輸入食品店でお酒の勢いで買ったトリュフ塩と、ちょこちょこ飲んでいる日本酒(八海山の純米原酒)……と、調味料に若干気張った。お酒を入れたことで味・柔らかさともに良くなったのかもしれない。ただ、味の濃さのばらつきは本当にかなりあったので、もしかしたら一晩ではなく1日半寝かせると良いかも。

・お肉の表面をフォークで刺しまくると柔らかくなっていいと見たので、包丁でわんさか切れ目を入れてみました。これで柔らかく&味がしみやすくなった気がする。ちなみにサラダチキンができあがると切れ目はまったく気になりません。

・これまで炊飯器でチャレンジしていましたが、案外保温性が高いホーローっぽい鍋でも美味しくできた。通常のステンレス鍋でもいけると思います。(うちは普段づかいのステンレス鍋がみそ汁で埋まっていたので、でかすぎるのであまり使っていないホーロー鍋を使ったら結果オーライで成功しました)

・余談ですが、ここにさらに片栗粉をまぶすとぷりぷりになって美味しいと聞いており、夜の間はやるつもり満々でしたが、朝になったらすっかり忘れていました。次回以降試したいと思います。


私が作る場合の、サラダチキンを美味しく作れる法則3つ

  1. 調味料は美味しい塩+酒
  2. お肉をフォークで刺したり包丁で切れ目を入れるなど、何かしら表面を切る
  3. お鍋にお湯をわかして火を落とし、その熱湯の中に1時間放置で完成!

 

試行錯誤の結果、Take3で自分好みのサラダチキンができあがったため、いったんこちらでサラダチキンチャレンジは終了し、これをベースに粛々と調味料の配合や調味料に漬けおきする時間を変えたり片栗粉をまぶしてみるなど、さらに味と柔らかさの向上に務めていきたいと思います。

 


【まとめ】

「春の薄着の季節までにダイエットしたいから低脂肪高タンパクな食事をしたい」方も、「冬のセールでお金を使いすぎて節約しなきゃ……」な方も、是非トライしてみてくださいね!(後藤香織)