「議長をつとめる」「大企業につとめる」「問題解決につとめる」使い分けできますか?

■「つとめる」の使い分け方が分からないと、この仕事はつとまりません!


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突然ですが、日本語って難しいですよね。

特に漢字は、手書きをする機会が減って、ますます「書けない!」というものが増えたように思います。
もちろん、たいていの場合はひらがなを漢字に変換すれば、「あぁ、そうだった、こんな字だった!」と思い出すので、困ることはそんなにありません。

でも、変換の候補が複数ある言葉を使うときは事情がかわってきます……!

はたして、みなさんは日本語をどこまで使いこなせているでしょうか?
それを確認するために、今回はこんな問題を用意してみました!

 

「つとめる」って、使い分けられる?

 

つとめる」……そういえば、いくつか書き方があったような。

務める」は比較的よく使う気がします。
あと、「勤める」というのもありますよね。
そういえば、「努める」というのも見たことがあるかも……。

みなさんは、これらの「つとめる」の使い分け方、きちんと理解できていますか……?

 

では、試しに次の問題に挑戦してみてください!

 

1 議長を「つとめる」

2 大企業に「つとめる」

3 問題解決に「つとめる」

 

 

これらの「つとめる」は、すべて異なる漢字です!
どの「つとめる」が当てはまるのか、考えてみてくださいね。

★「意外と読めない」シリーズ

■正解は…コチラ!


それでは正解を確認してみましょう。
コチラです!

 

1 務める

2 勤める

3 努める

 

全問正解、出来たでしょうか?

それでは、それぞれの「つとめる」の使い分け方もチェックしていきましょう!

 

まずは「務める」です。

これは、「役目を引き受ける」という意味合いのときに使います。
「司会を務める」「案内役を務める」「映画のヒロインを務める」などが例文となります。

 

続いて、「勤める」。

これは、「雇われて働く」という意味合いです。
「新聞社に勤める」「証券会社に勤める」「不動産会社に勤める」……いずれも「勤務する」ということですね。

 

では、「努める」はどういうときに使うのでしょう。

これは、「力を尽くしてがんばる」といった意味合いです。
「実現に努める」「改善に努める」「事業拡大に努める」など、いずれも「努力する」に置き換えられます。

ちなみに、この意味合いで「勉める」と表すこともあります。

 

 

いかがでしたか? やはり、日本語は難しいですね。

CanCam.jpでは、日夜、様々な情報をお届けできるように努めているので、ぜひチェックしてみてくださいね。(薄井大輔)

 

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