あけましておめでとうございます！
初詣に出かけたり、初売りが始まっていたり、家でテレビを見ながらのんびりしたり……人によって過ごし方は異なるかと思いますが、皆様どんな新年をお過ごしでしょうか？
新年に食べるものの定番と言えば「極力新年に家事をしなくて済むように」という意図もある「おせち」。調査をしてみると、やはり毎年食べている人が約7割いるようです。
Q.おせち、食べますか？
毎年食べます！ 66％
食べる年・食べない年半々くらい 17％
食べない年のほうが多い 17％
意外と「食べない」はゼロで、「食べない年のほうが多い」の方がいるくらい。それにしても「毎年食べる」という方が意外と7割にも満たないのは多いような少ないような……。
いずれにせよ、皆さん何かしら「好きなおせち」はあるようで……早速女性100人に聞いた「好きなおせち」ランキングを発表します！
■女子100人に聞いた「好きなおせち」ランキング
◆まずは少数回答チーム
【1票チーム】
いくら、カニ、求肥、きんぴらごぼう、小女子の佃煮、肉巻き、八つ頭、ハム、ローストビーフ
【2票チーム】
紅白なます、昆布巻き、たたきごぼう、田作り、煮しめ
【3票】
ちょろぎ
「田作り」「紅白なます」などのおせちの定番中の定番食材から「ローストビーフ」と今どきの食材まで、さまざまなものに票が入りました。
個人的に意外だったのは「ちょろぎ」。
(c)Shutterstock.com
黒豆に添えられていたりします。しゃきしゃき食感とシソ酢に漬けられた風味が案外美味しい。ただこの「ちょろぎ」、お正月以外に見かけることは少ないような……。お正月以外はいったいどこに潜んでいるのでしょうか。
また、少数とはいかないまでも惜しくもTOP5に食い込むことができなかったのは「海老」（6票）。豪華な気持ちになれる、新年には欠かせない食材ですよね♪
それではそろそろTOP5を見ていきましょう！
◆5位 かまぼこ 8票
赤と白のかまぼこが入っていると縁起がいい気持ちになれるかまぼこ。日の出を象徴するものと言われています。
そのまま食べるもよし、わさび醤油をつけて板わさとして食べるもよし、飽きない美味しさですよね。
◆4位 数の子 11票
一年の中でおせちで見かけることが最も多いであろう「数の子」。高価なのでちょこっとしか食べられませんが、プチプチした食感や歯ごたえが美味しいですよね。数の子を使った料理としては、するめ、昆布やなどを一緒に漬けた松前漬けも美味しい。
意味としては、もちろん「子宝」や「子孫繁栄」の願いが込められています。
◆3位 伊達巻 13票
おせち以外ではなかなか見かけることが少ない「伊達巻」。あの甘さが美味しいですよね～♪
白身魚やえびのすり身にたまごとだしを加えて混ぜ、砂糖などで味つけして焼くものですが、もし家庭で自作しようと思ったらすり身のかわりにはんぺんを使って作ることもできますよ。
◆2位 黒豆 15票
伊達巻同様、こちらも甘いおせち。ふっくら甘く味付けされた黒豆を食べると「あぁ、お正月だなぁ……」と思いますよね。
「まめに働けますように」ということで、今年も元気に活動できることを願う料理。
★おせちにあきたらつくりたい、3分でできる黒豆アレンジレシピ
となると1位は……やっぱりアレですよね！
◆1位 栗きんとん 24票
黄金色に輝くことから、豊かな1年を願う料理、栗きんとんが1位！ 1～3位は「甘い」おせちが軒並みランクインしました。
ちなみに私はわりと大人になるまで知らなかったんですが……栗きんとんのこの「あん」のような部分、完全に栗で作ったあんだと思っていたんですが、さつまいもでできているんですよね。皆さんはご存じでしたか？（一般常識か……）
なかなか「おせち」以外で食べる機会がないおかずや食材が多いからこそ、食べながら「あぁ、新年なんだなぁ……」としみじみできるおせち。おせちひとつひとつに込められた意味を知りながら食べると、さらに「今年も1年きちんと過ごそう……」と思えるのではないでしょうか。
さぁ、今年もいい年になりますように！（後藤香織）
★伊達巻や黒豆、なんで食べるの？意外と知らない「おせち」の意味
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