新年度から新入社員になったり、新入社員の面倒を見たりする立場になる方、必見! ふだんから世代が違う人と接すると「自分とは考え方が違う!」と驚くことがありますが、新しい出会いの季節は、そんな価値観のギャップに驚くことが増える季節でもあります。
■社会人に聞いた! 新社会人・新入社員を「モンスター新人」と感じるとき
株式会社キャリアデザインセンターが運営するビジネスパーソン向けメディア『typeメンバーズパーク』が会員向けに行った「モンスター新人」に関するアンケート結果からご紹介します。
「新入社員と価値観や世代の違いを感じたことはありますか?」と聞いたところ、約7割の67.9%が「はい」と回答。例えばどんなところに価値観や世代の違いを感じるのかというと、こんな回答が。
◆新入社員と世代間の違いを感じるとき
【プライベート優先でもいいけれど】
「上司の送別会を欠席してプライベートの飲み会に行き、翌日体調不良で休んだ時は価値観の違いを痛感しました」(20代/男性)
【キレる】
「仕事を教えてもらっても理解できなくて、キレた挙げ句教えてくれていた先輩スタッフに当たる」(40代/女性)
【仕事は……?】
「上司や先輩が会議の準備をしていても知らん顔。それどころか『先輩が準備してるけど何もしない俺(笑)』とヘラヘラ。自分に対し厳しく指導してくれた過去の上司に感謝しました」(20代/女性)
あ、あれ……新人との価値観の違いというか、ちょっと失礼な人の話……? 他にも「それはないでしょ!」と思った言動も寄せられました。
【辞め方】
「『今日で辞めるので、上司さんには言っておいてください』とLINEで言われた時にはどうしようかと……」(20代/女性)
【ワキが甘い?】
「お客様と食事に行くのに『財布置いてきました』って!」(50代/男性)
新人で勝手がわからないとはいえ、言い方や態度については気をつけたいもの。しかしながら「今の若者の方が厳しいという現実を知っているので、質素で真面目だと思う」(30代/女性)といったポジティブな声も見受けられました。
◆部下を持ってよかった!
いわゆる「モンスター新人」な人ばかりではもちろんありません。「後輩・部下を持ってよかったと思ったことはありますか?」の設問には「はい」と回答した方は6割。
【慕ってくれた】
「『◯◯さんにはお世話になってるから!』と言ってプライベートで手伝ってくれた」(30代/女性)
「自分が異動する時に、後輩が号泣してくれたこと。怒ってばかりだったけど、こんなに慕ってくれてたんだなと思った」(30代/男性)
【後輩の成長に感動】
「入社当時からずっと見てきた後輩が社内の賞を受賞している姿を見て、思わず涙が出そうになりました」(20代/女性)
【自分も成長】
「教えることで、その仕事の何が大切なのかを改めて実感できた」(20代/女性)
面倒をみている後輩が活躍したり、親しみをもって接してくれるのは嬉しいですよね。新人だから云々、というよりは、お互い尊重しあい、切磋琢磨しあえる関係になれるようにがんばっていきたいものです! (イラスト・文/たきたて玄米)
情報提供元:株式会社キャリアデザインセンター
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