グリーンをお部屋にちょい足し!観葉植物が毎日にもたらすちょっとイイコト6つ

春です。街角や花屋のグリーンに目が和むこと、増えてきました。

お店で見かけた観葉植物に「きれい」「可愛い」と惹かれたなら、思いきってお部屋に飾ってみませんか?

観葉植物

お部屋に置くとイイコトいっぱい、女子力もアップ♪ 観葉植物(インテリアグリーン)のメリットについて編集部が調査しました。

 

■小さくてもOK! 観葉植物を部屋に置くと起きるいいコト

◆(1)お部屋の空気がきれいになる


植物は、光合成で二酸化炭素を吸収し、酸素を増やしてくれています。その過程で、じつは空気中の有害物質を吸収してくれてもいるんです。

有害物質とは、シックハウス症候群の元となる成分(ホルムアルデヒド、トルエン、アセトンなど)。植物はこれらを吸収し、濾過する働きを持ちます。

また植物が発生するマイナスイオンは、空気中の塵や埃を取り除くことで、空気をきれいにしてくれます。

●酸素を増やす
●有害物質を吸収
●マイナスイオンを発生し、塵や埃を除去

こうした働きから、観葉植物は「天然の空気清浄機」と呼ばれることも多いんですよ。

◆(2)乾燥を防ぐ


エアコンなどの影響でお部屋が乾燥していると、お肌はパリパリ、目はショボショボ。風邪もひきやすくなりますし、健康にも美容にも困ったことだらけです。

植物は、根っこから吸い上げた水分を葉から蒸散させるため、お部屋の保湿に貢献します。天然の空気清浄機であり、天然の加湿器でもあるんですね。

 

◆(3)爽快な空気でリラックス


フィトンチッドという言葉を聞いたことがありますか? これは樹木から発生している成分で、殺菌力や消臭効果があります。

森林浴すると爽やかな気分になりますね。森の中には色々な生物がいるのに、嫌な匂いは不思議としません。この爽快感と消臭力こそ、フィトンチッドのパワーです。

また、植物が身近にあると「なんとなくホッとする」と感じるのは、決して気のせいじゃありません。フィトンチッドには、脳内のα波発生を促進させ、自律神経のバランスを整えるという効果もあるんです。

 

◆(4)疲れ目にも有効


一般に、緑色は目の疲れを癒すと言われます。一説によれば大脳皮質を活性化させるとも言われます。目が疲れたら遠くの緑を見ろ、とはよく聞く言葉です。

デスクワークが続く人は、デスクのそばに観葉植物を置き、たまに手を休めて眺めてみましょう。植物は乾燥も防いでくれます。目の乾きも抑えられて一石二鳥です。

 

◆(5)日常に小さな幸せが増える


植物は、ゆっくりですが、日々変化します。とくに鉢植えの植物は、切り花よりも大きな変化を楽しむことができるのがポイント。

葉と葉の間に見つけた小さなつぼみが日に日に大きくなり、やがてふくらみ花が咲く。その過程を一番間近で見られるのは、育てているあなたの特権です。

動物は禁止のマンションでも、植物なら大丈夫。手をかけた分だけ成長を返してくれる嬉しさ、生き物に触れることで得られる独特の元気と優しい気持ち。そんな小さな幸福感が、植物のある生活にはぎっしり詰まっています。

 

◆(6)インテリアがしっくり決まる


インテリアへの貢献度も見過ごせません。ナチュラル、ポップ、モダンなど、部屋のテイストはさまざまですが、植物は不思議とどんなテイストにも違和感なくおさまります。

悪目立ちしないのに自然と視線を引き寄せる効果があり、ごちゃつく小物の目隠しや、ついたてとしても便利な存在です。

また鉢カバーを変えるだけで、お部屋の雰囲気をがらりと変えることもできます。可愛くて小さな鉢は100円ショップにもたくさんあります。模様替えが楽しくなりそうです。

 

■「毎日水やり」はNG? 初心者向け育て方のポイント

グリーンを取り入れてみたいけど、植物なんて小学校の朝顔以来……という人もいるでしょう。そんなあなたも次のことだけ押さえておけばOKです!

 

◆「強い植物」を選ぼう!


初めての人におすすめなのは、手間がかからず、乾燥や日陰に強い植物です。たとえば、ポトス、ガジュマル、アロエ、ハーブ類、多肉植物など。

空気清浄効果にも期待したい、というあなたには、ドラセナ、ゴムの木、サンスベリアなどがおすすめです。

 

◆水のやりすぎはNG


観葉植物のデメリットを一つ挙げるとすれば、土に発生する「カビ」です。お部屋にカビが増えてしまったら空気清浄も逆効果!

カビを発生させないためには、水をやりすぎないこと。そして鉢周辺の風通しをよくすることです。水やりは毎日するものだと誤解されがちですが、そんなことはありません。

多くの植物の場合、水やりのポイントは3つ。

●土が乾いたら水をあげる(室内なら2〜3日に1回が目安)
●鉢から染み出た水が鉢受けに溜まるまであげる
●溜まった水は必ず捨てる

また、その他に注意すべきポイントは、次の3つだけ。

●できるだけ日光に当てる
●風通しの良い場所に置く
●エアコンの風はあてない

たいていの植物では、これらを守ればカビの発生を防ぎ、元気に育てることができます。

さあ、新しい季節です。お部屋に可愛いグリーンを一つ取り入れてみませんか?(豊島オリカ)

 

【あわせて読みたい】

※ワンルーム・1K必見!狭いお部屋を広く見せるインテリア10のコツ

※ダメ!ゼッタイ!風水的「やってはいけないNGインテリア」

※スタイリスト入江未悠のモテ部屋初公開!「大人かわいい」インテリアと収納法

※おしゃれ好き必見!「服はあるのに着ていく服がない」をなくす方法

※【100均DIY】100円ショップで手作りしてみた│部屋にグリーンを飾ろう編