仕事に子育て、家事と共働きの夫婦はそのやりくりに毎日追われていることと思います。私も共働き夫婦ですが、毎日時間との戦いです(笑)。共働き夫婦にとって問題となる「家事」、「育児」、「家計負担」について理想と現実を調査してみたところ驚愕の現実が……。
ゲンナイ製薬株式会社が0〜12歳の子どもを持つ共働きの男女に「共働き夫婦の夫婦仲と不公平感」についてアンケート調査を実施。
私は共働きだからこそ、「家事」も「育児」も折半がいいと思います。「家計負担」は夫婦の収入の割合で決めればいいことのような……。ではまずこの3つの理想はどんな割合かを見てみましょう。
<家事>
1位 夫5:妻5
2位 夫3:妻7
3位 夫4:妻6
<育児>
1位 夫5:妻5
2位 夫4:妻6
3位 夫3:妻7
<家計負担>
1位 夫5:妻5
2位 夫10:妻0
3位 夫7:妻3
やはり全てにおいて50:50であることが理想のよう。「家事」や「育児」は限りなく折半を求めるのですが、「家計負担」はばらつきがあり、2位は10:0のように、夫が家計を支えるものがという考えもありつつ、夫6割〜夫9割の答えもそれぞれ約1割程度います。要するに家計に関しては男性が多く払うものという考えが半数以上いる結果に。
ちょっと見るのもゲンナリしてしまいますが、実際の分担割合も見てみましょう。
<家事>
1位 夫1:妻9
2位 夫2:妻8
3位 夫3:妻7
<育児>
1位 夫3:妻7
2位 夫1:妻9
3位 夫2:妻8
<家計負担>
1位 夫9:妻1
2位 夫8:妻2
3位 夫7:妻3
家事の割合に愕然……。夫1ってほぼしていないも同然。育児だって夫の割合は1〜3割。理想は50:50なのに、この結果は残念すぎますよね。だからこそというか、「家計負担」が反比例していっています。
私が不思議だなと思うのは、男性って結婚前は自分でしていた家事が、結婚をするとしなくなるのはなぜ? やっていたんだからすればいいのに、こっちが指示しないとできない、動かない。やればやったで、やって疲れた感を出す。「育児」もイクメンでない限り、母親のような手厚いサポートを子どもにできないですよね。だから、「家計負担」ぐらい多く出しましょうってことだと思うのですが……。
ちなみに妻が夫にやって欲しい家事・育児/夫が日頃やっている家事・育児を調査したところ。
<妻が夫にやって欲しい家事・育児>
1位 ゴミ出し
2位 風呂掃除
3位 皿洗い
4位 子どもの学習サポート
5位 子どものお風呂
6位 トイレ掃除
7位 子どもの学校行事
8位 子どもの送迎
9位 料理
10位 布団干し
<夫が日頃やっている家事・育児>
1位 ゴミ出し
2位 風呂掃除
3位 皿洗い
4位 子どものお風呂
5位 買い物
6位 洗濯
7位 床掃除
8位 トイレ掃除
9位 子どもの送迎
10位 子どもの学校行事
妻がやって欲しいこと、夫がしてることほぼほぼ一緒なのですが、気になるのは夫がしている5〜7位。5位の「買い物」って、正直やらなくていい! 日頃買い物をしている人ならまだしも、休日だけ買い物に行く人って、余計なものばかり買うし、物の値段を知らず、平気で高いものを買ってきませんか? 6位の「洗濯」も全部やってくれるのならいいのですが、洗濯機を回すだけ、取り込むだけで、畳まないとなるとイラッとします。やるなら全部やってくれ〜! 7位の「床掃除」って、そんなしょっちゅうしませんよね。そんなことより、子どもの送迎を1日置きでもいいからしてくれたら、すっごい楽になりますよね。
共働き夫婦の理想は50:50。でも現状は家事や育児に関しては妻の負担が多く、働きながらも専業主婦のような生活。前に子連れでバスに乗った時、同乗していたおばあさんが私にボソッと言ったのを思い出しました。そのおばあさんは「これからの時代、男性が先に死ぬのではなく、女性が過労死で先に死んでいくわね」と言いました。その時はそうですねぇ〜なんて受け流したけど、この調査結果を見ると、おばあさんの言葉が本当になりそうで怖い。。。そうなる前に、女性のみなさんは頑張りすぎず休息を取り、男性のみなさんは妻に甘えず「家の仕事」もしっかりとサポートして欲しいですね。(あおいあん)
情報提供元:ゲンナイ製薬株式会社
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