先日旅先で出会った中国人の女の子(25歳)に「おいくつですか?」と聞かれて「30歳だよ」と答えたら「え、見えない。23歳かと思いました」と言われて狂喜乱舞しました。
が、いい歳した大人が7歳も下に見られるのはいいことなのか。そもそも「見えない」は褒め言葉なのか。
ということでこの素朴な疑問を解消すべく、20代〜40代の女子に「見えない」という言葉の使い方について聞いてみました。
Q.相手の歳を聞いたリアクションとして「見えない」を使うときはどんなときですか?
・32歳で私服がギャルショップな服だったり、語尾に「もん!」とついてたり、言動やファッションが実年齢より幼いとき。(33歳・会社員)
・明らかに自分より年上だと思っていた人が、実際は8つも年上だったとき。驚いたのが気まずくて「若く見えていた」ということを強調した。(29歳・飲食店勤務)
実年齢より幼くみえたときと実年齢が想像より上だったとき、どちらにせよ、自分が想定していた相手の年齢と実際の歳が違ったときに「見えない」というリアクションになるようです。まあ当たり前といえば当たり前ですね。
では、本題とも言えるこちらを聞いてみました。
Q.「見えない」は褒め言葉だと思いますか?
・思う……56%
・思わない……32%
半数以上が「見えない」は「褒め言葉」であると答えました。良かった! 私が言われたのもきっと!! と思いたいのですが、32%の「思わない」人に理由を聞いてみると……。
「30を過ぎて20代に見られるというのは微妙。舐められてるのかな? と思ってしまう」や「見えない=実際の年齢よりも頼りない、子どもっぽい……という意味だと思うし、私がそういうときに使います」というように、実年齢より幼く見えているということは侮られているという可能性があり、そう思う人や自分はそう使う人からすると「褒め言葉」ではないという判断になるようです。
「見えない」という言葉にこめられているのは「良くも悪くも実年齢には見えない」という本音なんですね。
そういえば、似たような言葉に「若く見えますね」がありますが、これと「見えない」の違いってどうなのでしょうか。